シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

長女 1月 学校を休むか?

 

 

中学受験生の多くは受験1週間前から学校を休む。家庭によっては1月は始業式だけ行ってあとは受験が終わるまで学校を休む。

 

都市伝説だろうと思っていたのですが、実際先輩ママから聞くと休むお子様が多いということで、うちの学校は1月は閑散とした感じらしいという事でした。考える所はありましたが、それくらい中学受験は厳しいんだなと感心してしまいました。

 

休む理由は

感染症回避

・少しでも勉強する

ためだと思います。

 

感染症回避という目的については、非常によくわかります。3年間一生懸命勉強してきて、それがインフルエンザで受験できないなんてことになったらそれこそ一生ものの後悔です。1週間休む必要があるかは微妙ですが、理解できます。

 

勉強するため、という目的についても理解できます。今までやってきたんだから最後あと一踏ん張りして、念願の志望校に合格したい。そう思って学校を休んで勉強する、したいという御家庭もいるだろうなと思います。

 

今年に関しては、もう言うまでもなくCOVID-19対策のためにさらにどうするか悩んでしまう御家庭が多かったのではないでしょうか。

今まではお子様が発熱さえしなければよかったのですが、今回は、

 

濃厚接触者になってもいけない

 

んです(学校によっては)。ということは子供を濃厚接触者にさせないためには

 

親がCOVID-19に罹患してはいけない

 

ということになるわけです。また、親が濃厚接触者になってしまってもよろしくはなく、また濃厚接触者になった場合観察期間が14日間であるということを考えるなら・・・

と色々シミュレーションしてみましたが、

 

2月1日の14日前から父親は自宅には戻らず、ホテルなどで自主隔離する。子供は2週間前から学校を休む

 

というのが万全なのか、という結論になりました。

ただ、2週間も学校を休む、というのには少し抵抗がありました。でも仕方ないですよね(と自分に言い聞かせました)。COVIDのために受験できない(まして無症状なのに)なんてことになったら、本当に我が子が可哀相なので、子供の意見も確認した上で2週間小学校を休ませていただくことにしました。幸いうちのクラスは大半が中学受験組で、概ねどの家庭も似たような考えだったようで気分的には救われました。受験しないお子様には申し訳なかったですが。

 

ただ、子供が休むだけで解決しないのがCOVID-19の難しさです。濃厚接触者にもさせられないということで、父親も隔離されるべきか家族会議(裁判?)が開かれましたが、経済的、また精神的(2週間もホテルぐらしは不可能)理由により、これは免除されました。

 

ただ、うちのお姉ちゃんは学校が好きだったので、受験のためとはいえ長期間休むことにそれはそれでストレスを抱えないか不安でした。一応本人と確認した上で学校を欠席にしましたが、結果的にはあまり本人のストレスにはなってはいないように思えました。ただ、勉強の効率については上がったかというと微妙でした。むしろ学校に行けた方が、リズムがついて良かったのかなと思っています。目的は感染からの回避であったのでやむを得ないところでした。

 

妹ちゃんの時はコロナが少し落ち着いてると思うので、本人と相談してなるべく休みは少なくしたいなと思います。ただ、休まないという選択肢は取らない気がします。やっぱり全てをふいにするようなことはしたくないな、と思っちゃいますので・・・。

 

 

長女 受験校について①

お姉ちゃんの中学受験ですが、5校受験を予定して4校受験しました。

 

2月に4校受験予定。上手く行けば3校の受験で終わりです。

 

1月に俗に言う「お試し受験」と言うものをするかどうか、お母ちゃんとも悩んだのですが結論として1校受験することにしました。

 

お試し受験をする理由と、それに対して我が家が悩んだ(考えた)ことについてですが、

 

1度本番の受験の雰囲気を味わっておくことで2月に緊張しない心構えを身につける

 

→自分で明らかに行かないとわかってる受験をしたところで、それが本人の心の準備として作用するんだろうかという疑問がずっと残ってました。それよりはその1日を志望校の勉強に当てたほうがいいのでは、という気持ちがありました。

 

合格体験を積ませること

 

大体どこの御家庭のかたも「お試し」で受験するならば、まず間違いなく受かるであろう学校を選ぶはずです。中学受験生の内6人に1人は全落ちだそうです(全落ちにも色々な状況があると思います)が、辛い受験勉強を経て結果が全落ちでは子供の今後のために良くない、一度でも合格体験をさせてあげることで子供の今後につなげる、ということです。

 

→これについては正直「全落ち」というものを考えたことも無かったので(お前が言うな)、イメージが湧きませんでした。ただ、漠然と

「多分どこかには受かるだろう」

と思っていたので、この重要性はよくわからないままでした。

 

さらに今回は新型コロナウイルスの問題があります。仮に1月下旬に千葉の私立中の受験をして、万が一そこでクラスターなどが発生して巻き込まれてしまった場合、2月の受験ができなくなるという可能性もあったのです。そのリスクを取ってまで、自分が行く予定のない学校を受験するということの意義を見出すことが正直できませんでした。そこを本当に志望しているお子様にも失礼という気もしましたし。

 

ただ、おそらくそういったお試し受験というものは中学受験に関してはもう当たり前のように存在しているものなんでしょうね。学校側もそれを理解して対応しているように感じました。

今後お試し受験をどうするか悩んでいる方に関しては、あまりよそのお子様に失礼だとかは考えなくていいのではないかと今は思っています。

 

結論としては我が家は1月校は埼玉の私立中学を1校だけ受験する方針にしました。

 

そして、今思うのは

 

やはり1月校の受験をしてよかった

 

です。

 

 

俺の学校訪問 ② 頌栄女子学院

 

happy-chuju-life.hatenablog.com

 

思いつきで始めた個人的学校訪問、2校目は頌栄女子学院です。

 

よく不動産で物件を探していたりすると

〇〇駅徒歩10分

なんて案内があり、実際歩いてみるともっとかかる、みたいな経験はよくされたことがあるかと思いますが、この学校にはいい意味で裏切られました。

 

学校の案内では

高輪台駅徒歩1分」とありますが、それは間違いです。

 

高輪台駅A2出口から徒歩15秒 

 走れば数秒」

 

です。

 

改札をでて左(A2出口を目指します)f:id:TAPAPA:20210329124931j:plain

出口までは若干距離がありますf:id:TAPAPA:20210329124934j:plain

f:id:TAPAPA:20210329125002j:plainA2出口から矢印の方向へ行きますと・・・

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八百屋さん?の角を進んで・・・

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交番の脇を通れば・・・

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もう学校です。

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あっという間に到着しました。寄り道も何もできません。下校時も同様(当たり前だ)

校門出て歩いて秒で駅です。

さらに交番を間に挟んでるので、治安も問題なし(この通学距離で事件が起こるほうがすごいとは思いますが)です。

 

あまりの距離のなさにこれでは企画の意味がないため、校舎を1周してみます。

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もう一つの玄関

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f:id:TAPAPA:20210329125120j:plainちょうど裏側の道 右側のマンションが超高級な雰囲気でした

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講堂?一度道路を横切る必要あり

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小講堂?

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この奥にグラウンドなどがちらっと見えました。

 

2区画に分かれていて、必要に応じて一度道路を渡って各施設に移動する感じなんでしょうか。建物は非常に伝統を感じる趣深い感じでした。周囲は閑静な住宅街という印象で、そこまで都心の喧騒を感じることはなく、落ち着いた雰囲気で勉強できそうな、素敵な学校でした。

 

何より通学がホント楽そうで(こればっかり)、ただ生徒さんは逆に物足りない?のかもしれないんでしょうか?

 

あまりに歩く距離が短かったんでせっかくですから帰りは品川駅に歩いて向かって歩いてみました。品川駅から行くと・・・

 

 

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品川駅高輪口から出発

 

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閉館予定(何になるんだろ)のSHINAGAWA GOOSの脇を通って少し坂道を登ります。

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新高輪プリンスホテルの脇を通り・・

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東京高輪病院を通り・・・

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高輪台駅到着

品川駅からは12−3分くらいでしょうか?

 

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大体1km弱くらいでした。

十分品川駅からでも歩いて行けます。

 

長女 クリスマスに年末年始

 

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 クリスマス?正月?

受験生にそんなものはありませんでした・・・。

 

12月25日まで学校があり、さらに塾の通常授業、冬期講習が組み込まれてしまう始末でクリスマスイブ、クリスマスは勉強一色、また元旦も大晦日も正月特訓で埋まって通塾するという・・・

 

塾の先生のためにももう少し日程調整できなかったんですか(涙)?

 

と色々考えさせられてしまう通塾スケジュールでした・・・。例年は元旦は休みだったんですけど、コロナのためにこうなったようです。1月3日が休みだったんですけど、ここと元旦変えればよかったんじゃないかなぁ?なんか理由があるんですよね。

 

こんなスケジュールであったので、何とかできる日にクリスマスパーティーを行い(平日夜に無理やり仕事を早く切り上げて)、元旦はお姉ちゃんのためにみんなで早寝早起きし朝にお雑煮をみんなで食べる、みんながお姉ちゃんのために(寂しい思いをしないように)少しずつ努力しました。ちなみにクリスマスプレゼントは私服コーディネート一式という、私には想像もつかないものでした。

 

ここも勇気を出して一日(せめて半日)塾を休んじゃうという手もあるんでしょうか?

 

でもこの直前に授業を休むというのはそれはそれで気になってしまうものでしょうし、結局妹ちゃんのときも皆勤が基本方針になるんだろうと思います。

 

冬期講習から正月特訓になるともうひたすら過去問類題演習、試験形式でした。

模試の過去問を授業時間内にやって解説、みたいなこともやっていました。

よく1月ころになってようやくスイッチが入って一心不乱に勉強しだすというお子様が多いという話を聞きましたが、お姉ちゃんについては全くそんなことはなく、今まで通り淡々と私の作ったスケジュールをこなしていく、そんな日々でした。でももうゴールも近くなってきており、私も徐々に感慨深くスケジュールを作成していました。あと6週、あと5週とカウントダウンしながら。

 

そして冬休みも終わり、ついに1月校の受験が始まります。

 

 

受験勉強の息抜き

中学受験生の皆さんは一日の間でリラックスできる時間を作っていたでしょうか?

 

我が家は1日30分、自分が好きなことをしていい時間を作っていました。

その時間は何をして遊んでもいい時間です。だいたいiPadを使ってYOUTUBEを見てたように思います。

 

ゲームはあまりやらない(誰かがやってるのを見てるほうが好き)タイプなので、時間が来たらぱっとやめてくれます。

 

受験勉強中にどこまで子どもたちにそういった時間を作るかは悩ましい(結果が伴わなかったときなんか特に後悔してしまいそう)のですが、どう考えても自分が小6の時と比べれば圧倒的に受験勉強に束縛されているわけですから、これくらいは・・・と思いますし、妹ちゃんが6年生になっても同じようにするつもりでいます。そうしないと妹ちゃんから不公平だというクレームが来そうです。

 

皆さんはどこまでお子さんに息抜きをさせていたでしょうか?

御家庭によってはSWITCHやら動画サイトやらは一切禁止にしたところもあるでしょうし、1日くらいは勉強しないでゆっくりさせたというところもあるかと思います。

 

我が家は基本1日30分の息抜きタイムと、お姉ちゃんが疲れてきてるな、ストレスが溜まってきてるなと感じたときに、半日程度の「お休み」を作りました。多分夏休みから受験本番までに2−3回お休みを作りました。これが多いのかどうかは分かりません。

 

模試の結果などが伴わなかったときなんかは、

「やっぱり息抜きし過ぎなのかな・・」

と思っていたのですが、こちらからそういったことを禁止したりすると逆に勉強に対してのモチベーションをなくしてしまいそうで、あくまで本人の自主性に任せるという言い訳の下の放任主義になっていました。まあこちらが提示した一週間のスケジュールはこなしていたので、あまり注意することもできなかったのです。やはり自主性を育てる方向で受験勉強に取り組ませれば良かったかもしれません(もっと勉強しなかった可能性もありますが)。

 

ちなみに今は息抜きの合間に中学入学前の課題をこなしてる感じです。間に合うんだろか・・・。そして大学受験は自分から勉強してくれるんだろうか・・・。

 

 

長女 12月 

 

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淡々と、勉強・塾・学校以外に予定を入れる余地が全く無い(今考えるとすごい生活ですね)2学期の生活も4ヶ月目、最後の月となりました。

 

受験まではついに2ヶ月、カウントダウンを始めてもいいくらいな雰囲気です。

12月の頭に受験生としては最後のサピックスオープンがありました。

 

成績はやはり大きく変わらず。

4回の平均偏差値は50を何とか超える程度でフィニッシュとなりました。

 

もうこれで偏差値という結果にビクビクすることはありません。あとは受験本番に向けて努力を続けるのみです。最初に組んだ受験予定、最後までそれを変更することはありませんでした。

 

徐々に受験本番に関連したイベントが出てきます。

・受験票に貼る写真撮影

今年はコロナ禍で、殆どの学校がネット出願の形式となりました。我が家の受験する学校も全てネット出願であったため、写真撮影しても実際の写真は1枚ももらわず、データをもらいそれをパソコンにダウンロードするだけでした。

今から思えばこれなら自宅でデジカメで撮影しても良かったように思います。女の子だから写真写りとか気にするでしょうが、これで数千円節約できると思うと(今後いくらかかるか分かりませんし)、妹ちゃんの時は自宅撮影も検討しようかなと思っています。

 

・ミライコンパスを用いた出願準備

出願自体は1月下旬になりますが、学校によってはある程度のところまで出願準備ができました。私は非常に忘れやすいタイプなので、入力可能になったら即できるところまで入力しました。これが一番受験の実感が枠瞬間でした。

 

他、人によっては調査書の記入を学校にお願いしたり(我が家は不要でした)、着々と受験本番に向けたイベントが出てきます。こういったことを親がするというのも中学受験の特徴ですね。高校受験はある程度、大学受験とも慣ればほとんど子供がすることを親がしなくてはなりません。何か不手際があって(出願締め切りを間違えるとか)受験できないなんてことになったら一生恨まれること間違いなしなので、もう出願開始になったら速攻で出願しようと思っていました。その割に受験番号が一桁になったりしたらちょっと気合い入りすぎって思われるかななんて思ったり、余計なことを妄想していました。

 

そして学校も2学期が終わり、冬休みに入っていきます。

学校行事と受験勉強の関係

何度このブログで言及したか分かりませんが、今年度はほぼ全ての学校行事がCOVID-19のために中止、ないしは形を大幅に変えての開催となってしまいました。

 

おそらく、一番子どもたちが残念だったであろうことは

 

修学旅行の中止

 

ではないかと思います。お姉ちゃんの小学校も例外ではなく、2泊3日の修学旅行は中止となってしまいました。

 

私はもう自分が小学校のときの修学旅行の思い出はほとんど残っていません。

(日光に行ったっけ?くらいです)

ですが、当時は親から離れて友達と泊りがけで過ごすイベントはものすごく楽しみであったとうっすらですが記憶していますし、自分にとって間違いなく小学校の一大イベントでありました。

 

お姉ちゃんも修学旅行が中止になるかもしれない、なったらいやだと開催を願っていましたが、早々に修学旅行が中止決定となり、本当に残念がっていました。

 

こればかりは誰を責めることも出来ませんし、何か代案を出すことも出来ません。本当に残念なことでした。

 

ただ、心のどこかで

 

「受験勉強のペースが狂わなくて済んだかな」

 

と思ってしまう自分はいました。もちろん修学旅行は開催されてほしかったですし、お姉ちゃんにも楽しい思い出を作ってもらいたかったとは思っていましたけど。

 

ネットで見ると本当かどうか分かりませんが、中学受験勉強のため修学旅行を休ませる?御家庭があるということを知りました。

 

それぞれの御家庭の考えですから、その是非に関してはどうでもいいですし議論したいとも思いませんが、今お姉ちゃんの受験が終わって、本当に思うことは

 

修学旅行で数日勉強が途切れたからって、

それで受験の大勢に影響はない

 

だろうと強く思います。むしろそういうイベントには積極的に参加して楽しんで、それで終わったら改めて切り替えて勉強を頑張る!みたいな感じの方が効果的に勉強ができるかと。

 

よく学校の先生も言っているようですが、その数日を休むと合格できない中学校であるなら、そこには行かないほうがいいだろうとも思います。そんなギリギリで入った学校ではついてけないでしょうし、中学受験でそこまで人生が決まる訳でもないでしょう。

 

ただこのこと、振り返って冷静になればそう思えるのですが、当時は少なからず受験への影響というものを考えてしまっていたわけで、少し親として受験勉強にのめり込みすぎていたのではないか、と自省しています。

 

大事なのはイベントが終わったあとでしっかり切り替えさせることだと思います。小学校のイベントとか、学校生活を犠牲にしてまで受験勉強にのめり込む思考は(私は)改めようと思いました。

 

お姉ちゃんはコロナで仕方なかった部分はありますが、妹ちゃんの時は小学校生活の思い出が受験勉強だけで埋まらないように、楽しい思い出もたくさんできるようにしてあげたいなと今から思っています。習い事も、本人が頑張るというまではやらせてみようかな。