シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

中学受験 高校受験 大学受験の違い

私は中学受験は経験していません。

 

高校受験、大学受験と経験しましたが、お陰様で?どちらも第一志望に合格することができました。それぞれの経験談ですが、

 

高校受験

 小6の3月から通塾開始。当初から成績は上のクラスでした。塾の授業のみで(かなり野球部との両立は大変でしたが)、ある程度成績は上位を維持できました。中3の夏に部活引退してからは受験勉強に一辺倒になりましたが、9月に一時成績が低迷。そこからは睡眠時間も削り(1日6時間位)、塾の授業とテキストをひたすらやりまくり、成績は復活。その後も勉強時間を維持して受験本番。無事受験した5校全校合格しました。

 

大学受験

 高1はまず学校の勉強についていくので精一杯で、部活もしていたので受験などは全く意識しませんでした。高2になり、塾への通塾開始。真剣に受験勉強を開始したのは高3の5月以降でした。当初志望していた学校への合格可能性(確かE判定)などは全く考えずに、ひたすらそこからは勉強一辺倒。ほぼ起きてる時間は勉強しているような感じでした。

 無事に第一志望合格。

 

 

すごいざっくばらんに受験生活をまとめてみた(なんか寂しい高校生活に見えるけど気のせいです)のですが、思い返してみるとどちらの受験も

 

親の関与がほとんどない

 

んです。強いて言えば小6の3月から塾に行くように言われたくらい。これも友達がいる塾ということで自分が選びました。

 確かに全くと言っていいほど親から勉強しろだの受験校をこうしろだの言われた記憶がありません。お金だけ出してくれた感じでした。母ちゃん父ちゃんありがとう。

 

 また、ある程度自分で自分を追い込んで(睡眠時間を削ったり、勉強しかしないと決めたりとか)受験勉強している感じもあります。

 

 これがおそらく当初私が長女の中学受験にほとんど口を出すことがなかった理由になってるんだろうなと思います。経験論みたいなものでしょう。親があれこれ言ってしまうと嫌がるんじゃないかな、というのが根底にあって、あまり関与しなかったのかなと思います。ママ(妻)も私には親としてああしろこうしろとは言いませんでした。

 

また、ある程度追い込んで勉強すればもっと成績は伸びていくと考えていた節もあります。まだ4、5年生の勉強量は本物じゃない、6年になってすごく勉強すれば成績は伸びるんじゃない?と楽観的に考えてしまっていました。これはある程度体力のある男の子にしか当てはまらないのかなと今では思います。スポーツ少年団とか入っていて6年から本格的に受験勉強はじめましたみたいな子が成績伸びるのは精神的、体力的なタフさ(あともともとよかった地頭)があるんだと思います。

 

 私の経験は中学受験には邪魔だったんだろうなと今は思います。高校受験、大学受験はある程度肉体的にも精神的にも成長した一人の人間がしっかりと自覚を持って勉強するので、ある程度追い込むこともできるのだと今更ながら感じました。

 

 中学受験はまだ10−12歳位の幼い子供が成熟しきっていない身体、精神で迎えるものです。だからこそ親がある程度の計画性を持って、そうは言ってもある程度自主性を伸ばしながら長い目で準備していくもの、ですね。それが間違った方向にいくと教育虐待になってしまうのでしょう。そういう風にだけはならないように注意しました。

 

本にも色々そういうことが書かれていたのですが、どうしても自分の経験論が勝ってしまい、しっかりとした準備をすることができずに6年生を迎えてしまいました。まあそれが分かっててやっていたとしてもどこまでお姉ちゃんを伸ばすことが出来たのかは分かりませんが・・・。

 

中学受験は親子の二人三脚、これは本当そうだなと今は思います。でも親がどこまで関わるかの塩梅はホントに難しいですね。

 

 

子供を苦しめることだけはしないように、この本を読んで勉強しました。