中学受験をすると決めて志望校を決めるに当たって、これも重要な選択になると思います。
どちらがいいかということについては個人個人の考えや個性によるものと思いますし、正解というのはある訳がないです。
ただ、よほど成熟したお子様でない限り、志望校を決めるに当たって子供に
「進学校と附属校、どっちがいい?」
とは聞かないほうがいいんじゃないかなと思っています。そんなの
「附属校がいい!(もう受験勉強やだ!)」っていう子供が大半だろうと思うからです。
そもそもの中学受験をする目的が
「受験勉強に追われること無く、自分のやりたいことをのびのびと大学まで勉強できる環境に子供を行かせたい」
という親の確固たる考えがあるなら、子供に説明した上で附属校を勧めていくのがいいのかなと思います。ですが、子供が附属校を希望した場合は、附属校のデメリットを十分に説明したほうが良い気がします。上手く伝わるかは分かりませんが。
「自分のやりたいことをのびのび」と、その附属校ではできない可能性もある(例えば早稲田実業に行ったら医者になることは望めない)のですから。
やりたいことが見つかった時、それが附属校では叶えられなかったことが分かってしまったときのデメリットは十分に考える方がいいかと思います。
また、私は附属校上がりではないので良くわからないのですが、附属校だと希望の学部に行くために成績を上げる必要があって、そのことでクラス内がぎくしゃくするとか、自分の得意ではない科目もしっかり成績をとらなくてはならないので余計大変だとか(私の場合音楽や家庭科の成績が進路に影響するといわれたら発狂しそうです)あるんでしょうか?
我が家は全く附属校は希望しなかったので、この点で志望校決定に悩むことはなかったのですが、もう受験しなくていいからと言う理由で附属校を選ぶのは考え直したほうがいいかなと思います。むしろ大学受験はしたほうが、受験しないという選択肢も含め、自分の将来をしっかり考えるんじゃないかなとおもいます(あくまで私見ということでお願いします)。