シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

受験から1か月 

今日から3月ですね。

 

2月1日、都内の中学受験が始まった日。この日のために色んなことを我慢して努力してきた子供達。その姿を一番身近で見てきたお母さん・お父さん。コロナでなかなか会うことも出来ずに遠くから応援してくれたじいじ・ばあば。家でゲームするのも我慢してお姉ちゃんの勉強の邪魔をしないように静かに本を読んでてくれた妹ちゃん。

 

本番の日、模試とは全く違う子どもたちの雰囲気に飲まれそうになるも、試験会場に入っていく子供の勇敢な顔。

 我が子を見送った時の親の何とも言えない気持ち。無力感とでもいうのでしょうか。

会場を出てきた我が子が見せた充実感にあふれた顔。あまり出来なかったのか見せた悲しそうな顔。

 

合格発表の瞬間、見せた最高の笑顔、悔し涙。

 

色んな感情が込み上げても、どんな結果だったとしても子供の前で必死に笑顔でふるまうママ。自分も感傷的になりつつもやらなくてはならなかった受験スケジュールの再調整、忘れられない入学手続き。

 

合格に満面の笑顔を見せる子に涙するパパ。

不合格に沈痛な表情を見せる子を見てやはり涙するパパ。

 

各御家庭ごとのオリジナルの感動名ドラマが生まれたと思います。

あれから1ヶ月。

 

 私はもう2/1は遥か遠い昔のように感じています。本当に濃い数日間を過ごしました。そしてその後しばらく喪失感を感じていました。

 今は落ち着いて、普段通りの生活に戻っています。この濃密な数日間を過ごせただけでも中学受験をして良かったような、二度と味わいたくないような、複雑な気持ちです。

 

 もうあんな風に娘に寄り添って、一緒に目標に向かって頑張っていくということはこの先はないのだろうなと、あとは一人で自分の人生を決めていくその背中を見守るだけなのだろうなと、娘の成長が嬉しい反面、寂しい気持ちの方が大きいです。

 

 会社勤めの毎日では味わうことの出来なかった喜怒哀楽、様々な感情を味あわせてくれて、父親としても少しだけですが成長させてくれた、家族の絆も(おそらく)深めることができた中学受験を経験できて、私はとてもよかったと思っています。

頑張ってくれた長女には感謝してもしきれません。

 お姉ちゃん、ありがとう。

 

 

 

・・・だから、

 

 

 

そろそろ毎日夕方遅くまで鬼ごっこで遊んで帰ってきて夜はお絵かきして寝るだけじゃなくて

英語や数学の予習をしてみませんかねぇ?m(_ _;)m

 

 

 ・・・いや、別に良かったんですよ。受験が終わったら今まで我慢した分、小学生らしい思い出を取り戻してもらいたいと思ってましたし。いっぱい友達と遊んでほしいとも思いますし。今年は修学旅行も運動会も様々なイベントが中止になっちゃいましたし。

 

 でも、こんなに鬼ごっこにハマるとはお父さん思わなかったよ・・・。鬼ごっこってお父さん小6の時はやってなかったよ?

 

 少しくらいはやらせてみようかなと英語と数学の参考書を買いましたが、今の所

「I am Tom.」 「正負の引き算」

で止まっています。まあいいか。

 

 もう少し思い出づくりに遊ばせます(進学先からの課題はたっぷりあり 汗)。