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共学・別学の選択も志望校の選択には重要となります。
全国に高校は約5000ありますが、そのなかで男子校はたった107校、女子校は約300校しかありません。
私立中高受験を検討すると当たり前のように別学の学校が選択肢として挙がりますが、全国でみるとマイナーです。
最近は男女共同参画推進などの名目や少子化による生徒数の減少などにより、徐々に別学校が共学校に生まれ変わることも多くなってきていますし、時代は別学→共学の流れにはなっています。
すると・・
別学ってどうなの?
って思うわけです。自分男子校でしたので否定されてる感じもして。
色々本を読んだりして、女子校・男子校について調べましたが、なるほどなーと思わせてくれるものばかりでした。
簡単に私が感じたことをまとめると
「思春期に男子の目を気にして、自分らしさを出すことが出来ない不利益は大きい」
「女子校でいるからこそ、ジェンダー・バイアスにとらわれない教育ができる」→これは目から鱗でした。
ようです。
また、皆さんが心配するであろう「女子校に通うと大学生以降に男性との適切な距離感でのコミュニケーションを取るのに苦労する」という疑問に関しては
「そのうちどうにかなる」という答えが多かったです。厳しいものでは、
「中高で学んだ男女間のコミュニケーション能力なんて、思春期の男の未熟さを考えればほとんど価値のあるものではない」なんて意見もあり、昔を思い出して何かもうゴメンナサイ。
共学がいいか別学がいいか
私は中学は共学の公立中、高校は男子校だったので、中高時代に両方を経験していますが、「男子校のほうが楽しかった」と自信を持って言えます(これは大事ですが、男子校で良かった、とは言い難い)。
ただそれは男子校だったからなのか、私が行った学校だったから楽しかったのかは分かりません。
女子がいない学校、ということだけで考えれば「女の子とは塾で話せばいいじゃん」と割り切ってましたし、実際それで困ることもありませんでした。周りも彼女とかいるやつ多かったです。
学校に男女がいることで生じる人間関係の問題(恋愛トラブルとかいじめとか)、外見や成績とか表面上のものだけで形成されるヒエラルキーとか、そういうのって大人になってから考えるとバカバカしいなとしか思わないですが、学生にとっては校内の社会がほぼ自分の全てでしょうから、最初からそういう要素の入り込まない別学というのは、学生教育にはいいのかもしれないなとおもいます。
・・・何か書いてて自分偉そうだなと恥ずかしい気持ちですが、結局はそれぞれのご家庭、お子さん次第でいいんだと思います。お子さんの希望を無視しない程度に決めてもらえればいいんだと思います。どっちに進んだとしても、「進んだ道が正解」のはずです。
ちなみに我が家の長女は・・・「どっちでもいい。」でした。
私が参考にした本です。どちらも面白く女子校について語ってくれてます。