シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

SAPIXに入れない

 我が家は姉妹二人ともに小3になったときにSAPIXに入りました。

 

 一般的な中学受験のカリキュラムは小4になるときから始まるので、1年早く入っていますが、その理由は単純明快で

 

 小4からだと入塾テストに落ちるだろ

 

というものでした。

 

深い考えがあったわけではなく、単に小4からだと入りにくそうと言う直感があったのと、特に他に習い事もしてないので週1回くらい塾に行ってもいっか、と言う思いがあったからですが、我が家にとってはラッキーだったようです。

 

今はもうSAPIXに入ることすら至難の業になってしまってるんですね・・・。SAPIXに入るための塾もあるとか?妹の同級生も何人か小4になってから入塾テストを受けました(受けられるだけ枠があるということでラッキーみたいです)が、ことごとく不合格で、SAPIXに入るのを諦めた方が多いようです。

 

 

塾の低学年化について語るほど教育に対しての哲学があったりするわけではないので、その是非については書けませんが、なんかすごい時代になってきたなぁと思います。公立中学、高校受験への不安や都内の小学生の中学受験する割合なんかが大きく影響しているんでしょうね。

 

また、黒木先生が言ってた

「凡人こそ中学受験をするべき」

という意見は最初何言ってんだと思ってましたが、何となく最近理解できてきました。

たしかに費用対効果という点において「勉強」は非常に優れた「習い事」だと言えるんでしょう。日本において、ある程度の学歴はまだもうしばらくは人生においては有利に働きそうです。

 

自分はSAPIXに入塾しているのでなんとも言いにくいのですが、

 

塾に入ること、そこで上のコースにいくことが中学受験の目標ではない

 

と言うことは常に忘れないようにしようと思ってます。そりゃ成績がいい方がいいですし、それを目指すのは大事ですけど、あくまで中学受験を通じて子供、家族が成長することが一番の目的であることを忘れずにいたいなぁと思っています。宿題をやることや、コースを一個でも上にすること、公式を一つでも覚えると言うことではなく、受験勉強を通じて自己学習をする習慣を身につけること、努力が少しでも報われると言う達成感を通じて自己肯定感を上げることなんかを目標にして受験勉強に向かっていきたいなと思ってます。

 

そんな気持ちを持っていれば

 

我が子の昨日のマンスリーテストの解答用紙を見ても笑ってられますよ・・・

(算数の大問1がボロボロなのを涙目で見ながら)