サピックスのクラスはAから始まってアルファベット順に進んでいき、上のクラスはα(アルファ)◯・・・α2 α1
という風にクラス分けされます。
上のクラスをαと決めた人はいいセンスしてるなと感心してしまいます。アルファ・・・いい響きですもんね。なんとなく異次元のお子様達という印象を抱きますし、子供達からもαの生徒さんは別格のように感じますもんね。下のコースの子達は目指せアルファとなるでしょうし、アルファの子達はアルファベットに落ちないように頑張りますよね。単純にA〜Zとしなかったのは本当に素晴らしいネーミングセンスだなと思っています。
そんな異次元の人たちと勝手にカテゴライズされてしまうアルファコースですが、我が家はお姉ちゃんが一回だけアルファの一番下のクラスに入ったことがあります。たまたま算数が平均点ちょっととれて、国語が爆発した(1回偏差値70をとったことがあります)時に本当にまぐれで入ったのですが、
やっぱり異次元でした
授業のスピードがものすごく早くて、算数なんかお姉ちゃんはほとんど理解できなかったようです。理解できなかったというよりは「これくらいはみんなこの程度の説明でわかるよね?」とどんどん進んでしまうところで取り残されていったみたいです。宿題も基本的なところは飛ばされてしまうため、基礎を着実に積み重ねていきたい我が家にはミスマッチなコースとなってしまいました・・・。
案の定次のテストでは元どおりのクラスとなってしまいましたが、まあお姉ちゃんにとってはよかったなと思ったことを覚えています。何事も経験です。
やっぱりその人それぞれの学力に応じたコースがあると思うので、たまたまできたテストによって不意に上のクラスに上がるのも考えものですね。せめて科目別にクラス分けされたらいいなと思うのですが。6年生になったら国語と算数でそれぞれクラス分けしちゃえばいいように思うんですけどね。極端ですけど偏差値が国語80算数50でα1とか入っても(入れるのか知りませんが)その子は算数の授業でパニックになるんじゃないですかね。
アルファを目指すように頑張りたいとは思いますが、肝心なのはそこでの授業をしっかりと理解できるかどうかなので、クラスには一喜一憂せずにじっくりと学力を積み上げていきたいと思います。
妹ちゃんは今のところ
「アルファ?いきたくない」
だそうですが・・・(いけないんだということに気付けよ)。