シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

小1からの通塾

最近は通塾の低年齢化が進んでいて、小1からSAPIXに入るなんていうお子さんもいらっしゃいます。小4から入ることが難しくなっているということも入塾の低年齢化に拍車をかけているのでしょうか。ひょっとしてそのうち幼稚園からの中学受験塾なんてのもできるかも?しれません(もうあるかもしれないですね)。

 

私は野球を小3からやっていました。チームの中には小1からやっている子もいましたし、小5になって入団してきた子供もいましたが、小6になってチームの中心とかレギュラーが小1からやっていた子供ばかりだったかというと、そんなことはなかったですし、遅れて入った子が普通にレギュラーになったりもしていました。

 

これは中学受験塾にも当てはまるだろうと思います。小1から通塾していても、途中から入塾してきた子に成績で追い抜かれることは当たり前ですが、あるでしょう。

 

野球なんかの習い事と学習塾の違いは習い事は終わりがなく、自分が望む限りは延々と続けられる(プロになるかとかは別として)のに対して

学習塾は明確な終わりがある

ということでしょうか。まだ高校受験、大学受験、資格試験・・・と試験は続きますが、中学受験は明らかに異質な世界であると思うので、つながりがあるとは考えにくいです。

 

より早く中学受験塾に通わせてきたご家庭からすれば、結果が望んでいたものではなかった場合

「こんなに早くから対策してきたのに・・・」という気持ちになってしまうと思います。

一方で、野球を早くからやらせていたご家庭がレギュラーになれなかったとして

「あんなに早くからやらせていたのに・・・」とはあまりならないような気がします。

(実際補欠だった私の両親もそうでした)それは野球という習い事を通じてチームワークの大切さとか、努力することの大切さ、楽しみなんかを学ぶことが出来たからだと思います。

あとは将来楽しめる趣味が作れたということもあるでしょう。

 

通塾は「志望校への合格」という成果を求めてしまうので、早くから通わせて受験を有利に進めようという気持ちは理解できますが、おそらく勉強もその他の習い事と同じように、早ければ必ず成果がでるという風には考えないほうがいいだろうなと思います。

 

それより、習い事と一緒で

 

通塾することで勉強する楽しさに気づくとか、勉強する習慣を身につけるとか、そういう「継続させること」に主眼をおいたほうがいいんだろうなと思います。実際小1とか小2のSAPIXのカリキュラムにはそんなことが書いてます。

早くから結果を求めて勉強に対しての拒絶反応を子供が持たないように、むしろ勉強することが好きになるように仕向けられたらいいんだろうなと思います。

 

我が家のお姉ちゃんが小1からSAPIXに通っていたら・・・

多分進学先変わらなかっただろうなあ(笑)。むしろ親の持って行き方がヘタで勉強嫌いにしてしまって成績悪くなっちゃってたかもしれません。