シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

SAPIXで中学受験を始める親御さんへ ①

 

我が家が中学受験をした理由は

 

何となく

 

としか言いようがありませんでした。

漠然と公立ではなくて私立中学に通わせたいなという思いがあり、自宅の近くにSAPIXがあったからそこを選んだ。ママはSAPIX がどんな塾かよく知りませんでした。

 

そんな我が家ですが、SAPIXにはお姉ちゃん、妹ちゃんと足掛け5年間のお付き合いを続けさせていただいています。進学実績への貢献は乏しいですが、それなりに5年間も付き合えばSAPIXでの勉強の仕方は身についていると信じています。

 

最近あまり妹ちゃんにイベントがなくてブログに書くことがないので何となく思いついたことを書き連ねていますが、今回はSAPIXに入塾して中学受験をするご家庭の方にSAPIXでの勉強の注意点とか、あるあるなことを備忘録も兼ねて書いていこうと思います。

 

あくまで対象は中学受験や、SAPIXがどんな塾かよく分かっていないような中学受験ビギナーの方々です(そんな人ってこういうブログ見るのか謎ですが)。

 

御三家を目指してますとか雑誌のPresident Familyを熟読してますとかアルファから落ちた事ないですとかそういう方々はこれを読んでもほぼ参考になりません。

 

あくまで40代後半のおっさんが頑張ってお姉ちゃんの受験勉強に寄り添って思ったことですので・・・。

 

 

 

・入塾テストの偏差値がびっくりするくらい低い

 中学受験をさせようと考える親御さんでしたら学生時代それなりに偏差値が高かっただろうと思います。その記憶が残っていると、おそらく最初の入塾テストの偏差値を見て目を丸くすると思いますが、大丈夫です。

 だいたい皆そんなもんです

うちは姉妹ともども入塾テストの算数の偏差値は30台でした。よく言われますが、中学受験は学校で勉強しないことをやりますから、学校の成績がどんなによくても、地頭がどんなによくても、普段やってないことが聞かれるテストで点が取れる訳ありません。入ってから頑張って成績を上げていけばいいんです。

 

 

 

・復習が大事

SAPIXは毎回授業ごとに新しいテキストが配られます。なので予習ということは事実上不可能です。そして授業で教わったこと、問題演習したことを自宅に持ち帰って改めて復習して身につけます。そしてそれを次回の授業の時に復習テストを行って定着しているかを確認します。

なので、

 

家で復習することが大前提です。授業に出れば学力がつくというわけではありません。

 

これを最初に間違うと、気がついたときには相当遅れてしまいます。

 

考えてみればピアノとかの習い事とかでもそうですが、練習に参加するだけでいいわけないですよね。自宅でしっかり練習することで成長していくわけです。塾も一緒です。

 

特にSAPIXは復習を大事にする塾です。そして同じ単元が週単位(授業テスト)、月単位(マンスリーテスト)、年単位(スパイラル方式)でとにかく繰り返されます。なので一度取り残されても諦めることはないと思いますが、日々の復習が大事です。

逆を言えば、塾の宿題をしっかりやれたならばある程度のところまで(個人差はありますが)は間違いなく到達します

それが難しいのですけどね。

 

 

 

・授業料は年々上がっていく

 

 あまり深く計算してこなかったのですが、授業料は年々上がっていきます。授業日数、授業時間が増えるのですから当たり前ですが、6年生になると夏期講習、SS特訓で

月収を根こそぎ持っていかれる

ほどの金額が引き落とされます。予め授業料は確認して、口座に準備しておいたほうがいいです。ちなみに調べたら6年生は全て合計して

134万円

だそうです。ちなみに4年が60万弱、5年が70万強です。ホントよくできた料金体系です。

軽はずみに3年生とかから入ると後にその学費の膨張具合に胃がキリキリしてしまいます。

 ちなみに他の大手塾と比較して特別高いわけではありません。それでも、

www.metro.tokyo.lg.jp

 

私立中の初年度納入金より高い(制服費などが入ってるかは分かりません)ので、家計の管理にはくれぐれも注意です。