昨日発売されましたね。
忘年会から帰ってきて自宅でビールを飲みながら(飲みすぎ)じっくり読ませていただきました。
以下 ネタバレ多少あり
1月受験が始まり、いよいよ本番になりました。
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我が家も1月校の受験はさせていただきました。当初はお試し受験というものに懐疑的だったのですが、やってよかったと今は思っています。受験した学校には失礼かもですが、合格という体験を子供に与えるということは非常に大切なことだと実感しました。
14巻でもこのお試し受験の大切さを下位コースの子どもたちを中心として伝えてくれています。中学受験が初めてだというご家庭にはこのあまり馴染みのない「お試し受験」というものを知ることができるので、一読の価値はあるように思います。
14巻で私が一番感動したのは大友真千音さんです。
大晦日の夜をテレビを見たり夜ふかしないでいつもどおり過ごすと宣言し、その後に言った
3年も頑張ってきたんだもん
あとたった1ヶ月くらい頑張れないとかないもん
という言葉は泣けてしまいました。
ここでテレビを見ることで1ヶ月だらけてしまうのは絶対に嫌だって言う意味でしょうか?
あるいはここまで頑張ってきたんだ、あと1ヶ月くらい我慢できる!って意味だったのでしょうか?
いずれにしてもすごいカッコいいセリフです。
親としては
3年頑張ってきた
っていうところにぐっと来てしまいます。
頑張り方は人それぞれと思いますが、だいたいの受験生は
小4から塾に通い
課された宿題に悲鳴を上げながら取り組み
成績が落ちたら親や先生に色々言われ
遊んでいる友達を横目に机に向かう
私が小学生のときなんかとは比べ物にならないくらいの長い時間を机で過ごしている、本当に過酷な生活をしています。
そして、だからこそ
年末年始くらい少し息抜きをさせてあげよう
ではなくて、
後少し今までの頑張りを無駄にしないようにいつもどおりの生活スタイルをキープさせてあげよう
ということが実は本当の優しさなんだろうなと思いました。
ちなみに我が家のお姉ちゃんの時は
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あまりイベントでだらけてしまったということはなかったみたいです。昨年は元旦にも授業があったからというのもあると思いますが。今年はまだ妹ちゃん5年生ですし、昨年イベントをしっかりできなかった分、クリスマスもお正月もしっかりやろうと思います。
それにしても大友さんがこういうことを言ったということが印象的でした。そういえば、志望校のこととか(理由はどうあれ)自分の意見をしっかり持ってる子供だったなと思い出しました。
子供って知らないところでどんどん成長していくんですよね。一気にファンになってしまいました。
このセリフを言えた時点で大友さんは中学受験成功組と言えると思います。
今日はドラマですね。来週が最終回?みたいな印象ですが、どんな結末になるんでしょう。
合否までわかってしまうんであれば、最終回はみたくないなぁ・・・。単行本より先に終わるなんてあるんでしょうか?