こんな記事を見ました。我が家には偏差値的にも生物学的にもあまり関係のない話なのですが、この記事のコメント欄に書かれている
2月1日の難関校の受験にたどり着いただけでも相当なものなんですよ
という言葉に強く共感を受けました。
これはお姉ちゃんの受験の時にも実感しています。
我が家は1月校を含めて4校受験しましたが、うち1校(A校とします)は偏差値のとても届かない、でも憧れていた学校を受験させていただきました。もちろん受験するからには合格を目指して過去問もやりましたし(意外とできていてびっくり)、記念受験というつもりはありませんでした。
私は各校受験の時にお姉ちゃんに手紙を渡して、会場で読むように伝えていました。
だいたいその学校の過去問の傾向とか、注意点とかを書いて渡したのですが、A校の受験の時にはこんなことを書きました。
「多分中学受験生、その親の多くが一度は憧れを持つ学校だと思います。だけど、ほとんどの子供は難しくて受けることもできないところだと思う。そこにしっかりと過去問もやって準備ができた上で受験できるというだけで〇〇はすごいと思うし、尊敬します。中学受験の晴れ舞台と思って楽しく試験受けてきてください!」
今読み返すと、あまり受験直前に読ませるべき文章ではないように思えますが、当時の素直な気持ちでした。ただその学校の入試に望めたと言うだけで、中学受験はある程度成功したと言えたように思っています。
おそらく、お姉ちゃんも受かるとは思っていなかったんじゃないかなと思います。ですが、それに向けて努力を重ねて、腐ることなく学力を積み上げていって、その学校を受験することができる状況にまで持っていけたということが素晴らしいことなんだと、A校の受験の直前に感じましたし、お姉ちゃんにもわかってほしいと思っていました。
中学受験生は、本当に色々なことを我慢して勉強してきたと思います。
中には途中で嫌になって受験を諦めてしまった家族もいるでしょう。
中にはどんなに頑張っても成績が志望校を目指せるまで届かず志望校を変更せざるを得ない人もいるでしょう。
目指した学校に向けて最後まで努力を積み重ねられたということはそれだけで価値があることだと思います。
2月1日の受験、その学校に挑む受験生の気持ちは様々かと思いますが、その会場に入ったというだけで、お子さんはすごいことをやり遂げたんだと親はわが子のことを誇りに思っていただきたいです。
・・・書いててしんみりしてしまいました。こんな記事を書いてる横で
妹ちゃんはパジャマでYOUTUBEを見ています
・・・再来年、ちゃんと受験会場に立ってくれよ・・・。