受験学年の皆様はついにあと10日で東京都の私立中学受験が始まります。2週間後にはかなり多くの方が受験に決着がついているでしょうか。
いままで長い時間をかけてお子様と二人三脚(三人四脚)で走ってきたこの受験勉強の道のりも終わります。
私自身は妹ちゃんの本番は来年なので、あまり感慨に浸るものはありませんが、昨年の今頃は後少しで受験が終わるという安堵の気持ちと、正直なところ
これでお姉ちゃんと一緒に何かに向かって頑張ることはなくなる
という、喪失感というか、寂しさを感じていたことを覚えています。
まあ終わって欲しい気持ちが大きかったですが、少しだけ
このままお姉ちゃんと頑張り続けてたいな
という気持ちがありました。お姉ちゃんからしたらふざけんな、でしょうけど。
私は人間ができていないので、親というものがどういうものかということを子供ができてからも強く実感することが正直ありませんでした。
もちろん我が子は可愛かったですが、あまり親として子供に向き合ったりとか、そういうことが殆どなかったように思います。可愛がったりとか、色んな所に遊びに連れて行ったりとかそういうことはしましたが、子供の躾とか、教育とか、そういったことにはほとんど関与せずでいました。
それがお姉ちゃんが6年生になり、突然成績が低迷したのをきっかけにお姉ちゃんの受験勉強の監督をすることとなって、それからの1年間は本当にお姉ちゃんと同じ目標に対して頑張ってきました。当時はなんというか
俺、親やってるな〜
という気持ちでした。(嫁、本当にすまん)
中学受験を通じて自分が親であるということを実感することができて(遅すぎです)、
少しは家族らしいこと、思い出と言ったら変でしょうが、できたかと思い、それも中学受験をしてよかったと思う理由の一つになっています。
中学受験はそれぞれの家庭が一つとなって目標に向かうものです。
2週間後にはそれぞれのご家庭のドラマが完結していると思います。
皆様それぞれのドラマがハッピーエンドで終わることを祈っています。
・・・ちなみに我が家のドラマは終わって一年ほどしましたが、現在
風呂場で私の知らない歌をshoutしている長女にため息をつく父
こんなエピローグになっています・・・。なんでその明るさを人前でださないんだろ?
(私に似て人見知りです)
頑張ってください!!