昨日書いたことを考えながら書いています。
中学受験をする子供に向けて
受験勉強を自分ごとにさせることが大切だ
とは考えていますし、よく言われます。
でもそれってすごく難しいよね
ということも妹ちゃんとお姉ちゃんの様子を見てると強く感じます。
我が子でも、やっぱり人を変えるということは難しい。というか無理です。わたしには。
待つのが大事だとも言われますが、なかなか、、、。ついつい口出ししてしまいます。
そういえば自分の受験はどうだったんだろうかと思い返してみました。
happy-chuju-life.hatenablog.com
私は高校受験組ですが、もともと第一志望は附属校でした。
理由は単純で
「大学受験しなくていいから」
です。あとモテそうでしたし。
通塾当初はあまり深く考えずに通塾していました。附属校、その先の大学がどういうものなのかなんて全くわかっていませんでした。ただ、
ここに行っておけば間違いないんだろうなぁ
と漠然と思っていました。
一方、塾で最上位のクラスにいたこともあり、海斗くんのように
てっぺんを目指してみたい
というような思いもあったので、3教科に絞らず(高校受験は私立に絞るなら英数国の3教科のみでokです)理科社会も勉強を続けていました。中3で3教科に絞るか5教科を続けるか、私立高校受験を経験した方なら分かると思いますが、大きな選択です。
分岐点は中3の夏休み明けでした。部活も終わり、勉強への切り替えが上手く行かずに夏期講習もあまり気が入らず。夏休み明けの模試で過去最低の偏差値を叩き出してしまいました。もともとの志望校にも届かないくらいの偏差値でした。
初めてお尻に火がついたことを覚えています。「このままではまずい。」と。
塾の先生も色々私に働きかけてくれて、そこからは猛勉強しました。その結果成績はもとの状況まで戻りました。
この時に受験が「わたくしごとになった」のでしょうか?私は違うと思っています。
この時はただ、
成績が落ちてまずいから勉強頑張ろう
と思っただけです。それで十分なのかもしれませんが。
結果として受験校は全て合格することができました。
そして、どの学校に進むかを選ぶのですが、私は今まで志望していた附属校ではなく進学校を選びました。正直言ってその学校のことを詳しく知らなかった(今考えると信じられません)のですが、
ここに行ったほうが将来自分の選択肢はもっと広くなる
と考えて、初めて自分の意志で進む進路を選びました。両親にもそう伝えて、頑張れと言われたことを覚えています。
この時が
「受験が自分ごとになった瞬間」
だと今は思います。
・・・ということは、
受験が終わってから受験が自分ごとになったんですね
中学生でもこんな感じです。
あまり理想を求めすぎることなく、子どもたちの気持ちを汲み取りながら受験勉強に向き合いたいと思います。
そして思い返しながら自分は
子供の学校見学は目を血走らせて申し込むくせに
自分の進む高校には受験当日に初めて行った
そんな人間だったことに気づきました。
(ちなみにもともと志望していた附属校も見学に行ったことはありません)
・・・まあそんなもんですよね。
子供にとって受験なんてそれくらいのものであったほうがいいかもしれません(笑)。
見学はしておいた方がいいと断言しますが。あくまで私は高校受験組です。
あまり気張らず行きます。
そして改めて感じますが、私の両親の口出しのなさ、それは正しかったのかもしれません。本当に何も言われませんでした。ただめんどくさかっただけかもしれないですが。
見習いたいと思います。