シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

1月29日

昨日外出している時に次女からLINEがきた。

 

明日やっぱり先生と教室にありがとうございましたが言いたい。

 

という内容だった。

 

感染予防に先週から通塾も登校も控えている。オンラインで塾の授業を受けていたのだが、思ったよりオンラインを選択しているお子さんは少なかった。

 

COVID-19の感染者数は明らかに減ってきている。ワクチンも12月に接種した。そう考えると、今なら通塾もそんなにリスクは高くないかもしれない。

 

次女が自分で考えて行動してきた、ということも大切にしたい。1週間自宅にほぼ篭もりっきりで、画面の向こうの仲間を見ていると、向こうに行きたいと思うだろうし、あれだけイヤイヤ行っていたSAPIXも終わりが近づいてくると、名残り惜しい思いがでてくるだろう。最後の授業は対面形式で現場で受けて、先生、友達と最後の時間を分かち合いたいと思うのももっともだ。そして自分でそう考え、私のところに意志を伝えてきた。

感染予防のためとはいえ、それを駄目だとは言えない。

 

自分で考えて決めたことならその気持ちを大事にしなさい。

 

と伝えた。

 

そして今日、最後の授業にでかけた。私達は次女がいなくなった分先週の日曜日よりは羽根を伸ばすことができた。妻はめったにしない昼寝をしていた。やはり疲れているんだろうと思う。私も自宅で昨日やったスケジュールを改めて確認したり、昼寝をしたり、ゆっくりと過ごすことが出来た。

 

次女がSS特訓に出かけたことで一つ増えた仕事がある。

 

お迎えだ。

 

お迎えは可能な限り私が行っていた。21日の土特が最後だったのだが、緊急の用事が入ってしまい迎えに行くことができなかった。

 

区切りを大切にしたい性格なので、最後のお迎えをしっかりと勤め上げたかったのだが行くことができず、心残りだった。それが突然塾に行った次女のおかげでもう一度お迎えに行くことができる。単純に嬉しかった。そのことだけでも次女に行ってくれてありがとうと言いたい。

 

18時45分にSS特訓は終わる。

 

最後だ。そう思っていつもは時間丁度に塾に着くようにしているのだが、少し早めに到着して次女を待とうと思った。

 

いつも同じ場所で次女を待っていた。その場所でまた次女を待つ。辺りを見るといつもの顔がいつもの場所で同じように子供を待っていた。

 

4年生になってから3年間。できる限り迎えに行っていた。よく見る他の親御さん、会話をしたこともないが、子供を思う気持ちは同じはずだ。勝手に連帯感を感じていた。そんな風に子供を待っていた時間も今日で本当に終わる。

 

そう考えていたら、だんだん感傷的になってきて、このままこの時間がずっと続かないだろうかなんて考えてしまった。子供と同じ方向を見て歩いていたいと思った。もちろんそんなこと他の誰も望んでないと思うが。

 

次女が出てきた。いつもの笑顔で私のところに向かってくる。いつもどおり、当たり前のようにリュックを私に持たせる。

 

次女の希望通り、友達と激励し合ったり、先生に挨拶はできたようだ。教室にもありがとうございましたを言えたというところが次女らしいなと思った。

 

長女のときから足掛け6年間、SAPIXにお世話になった。もうこの場所にくることは滅多になくなると思う。まだ次女の中学受験は終わってないが、二人の中学受験を通じて本当に色んな感情を味わった。親子で一つの目標に向かって頑張るといういい経験、思い出ができたと思っている。

受験は思い出つくりのためにやるものではないし、色々辛い思いをしたりさせたりしたけれども、総じて中学受験をしてよかったかなと今は思えている。頑張ってくれた子供、妻、指導してくれたSAPIXには感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

あとは明日明後日、ざっと総復習をして、体調を整えて、2月1日を迎えたい。

21時30分就寝。明日からは6時台起床の予定。

 

2月1日まであと3日