すでに我が家にはSAPIXのテキスト、問題集などは一切ありません。
何冊かだけ思い出にとってありますが、
すでにダンボールに入って物置の中です
いつ発掘されるか、分かりません。
私は高校受験、大学受験組です。
参考書、問題集を口コミを集めて厳選して購入して取り組んでいました。
高校受験は塾のテキストが山ほどあったので、あまり問題集的なものは購入しなかった(単語帳と過去問くらいでしょうか)のですが、大学受験は自分で各教科(英語・数学・物理・科学・センター対策)それぞれに参考書なり問題集を購入して必死に取り組んでいました。
あれこれ問題集を買ったりするのではなく、一冊を決めてそれをやり込む
べきだと塾の先生にも言われていたので、その通りに実行しました。
結果はまあ合格だったので、私にとってはそれでよかったのだと思っています。
さて、話は中学受験です。
果たして中学受験に参考書・問題集は必要でしょうか?
あくまで我が家についてですが、
参考書や問題集は不要でした。
というよりは、
やってる暇がありません
というのが正確なところかと思います。
それくらい大手塾に通塾している中学受験生は塾のテキストおよび、授業や試験に束縛されており、よほど処理能力が高いお子様でない限りは他の問題集にまで手が回らないと思います。
また、他の問題集では微妙に塾で習ったやり方とは違う切り口で解いていたりすることもあるでしょうから、子供にとってもあまり効率的であるとは言い難いと思います。
ただ、SAPIXのテキストは特に算数なんですが、解説を読んでも
ちょっと何言ってんだか分からない
ということが多々ありました。当たり前のように○○だから・・・です。
と書いてあるだけで、全く理解できないことがよくありました。
なぜ、こんなに分かりづらい解説なのかは今でも分からないのですが、それでも他の参考書を利用するよりは、このテキストを必死に取り組む方が効率的だと思います。コべツバの利用は我が家は検討しませんでした(お金ないし)。でもたまに無料版を見ていたら、便利そうではありました。他のサイトを拝読しても、これがかなり役に立ったという記事が多い印象ですので、候補に入れても良いかと思います。
唯一購入したのは、極端に計算力のなかった次女のために、
この2冊は買いました。おかげで計算問題を間違えることかなり少なくなったと自負しています。
百ます計算は小5の時に半年ほど、計算問題シリーズは6年の4月から9月まで、親と勝負する形で1日3問行いました。とにかく数の扱いに慣れてもらうことが目的でした。
難関校を目指すお子様にはこんなもの、という感じかもしれませんが、ボリュームゾーンの算数苦手な子はこれくらい基礎的なことを積み重ねたほうがいいように思います。案外バカにはできませんよ。
そして、ここからが私の言いたいことですが、
親向けの参考書の方が大切だと思います。
中学受験を通して子どもを成長させるためには
親がしっかりと中学受験のことを理解するべきです。
私のような、親がやってきた苦行のような受験勉強では子供は潰れてしまうかもしれません。
私が読んでよかったなと思う本を上げておきます。
どれも、勉強はこうさせましょうとか、受験のテクニックとか、そういう方法論が書かれたものではなくて、中学受験することの意味とか、親としての心構えとか、私立中学とはなんなのか、勉強とはなんなのかといった精神論的なこととでもいうのでしょうか、が書かれています。
たまに熱くなりかけている時とかに読み返すことで冷静になれましたし、自分たちがやっていることは間違ってないと確認することもできました。もし良ければ読んでみてください。
ただ、我が家はもう2人とも中学受験終わったし、本棚にこれが並んでるのも落ち着かないので、そろそろ我が家は処分しようか、子供のテキストと一緒に物置に放り込むか、検討中です(笑)。