シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

中学受験についての思い

注)あくまで一人のおじさんの意見ですので軽く聞き流してください

 

個人的には今の中学受験は加熱し過ぎではないか、と思っています。

 

そしてそれは私のような「親の過剰な介入」が一因になっている気がしています。我が家においては私が子供に負荷をかけすぎたのではないか(しかも少し間違った方向に)とお姉ちゃんの受験が終わってから今でもたまに自省しています。

 

さらに最近は、受験産業が追い打ちをかけているように感じます。私も一社会人ですから、営利企業である以上は、、、と言う論理は理解できます。ただ、やはりそれと教育は相容れない部分はあるだろうと娘の受験勉強を体験して感じました。

 

私立中学の教育環境はやはり素晴らしいものがあるのは事実ですし、中高6年間を受験に遮られることなく思春期として過ごせるメリットはものすごく大きいと思いますから(さらに大学付属校なら大学受験もなし)、中学受験を志すのは合理的な選択だとは思います。ですが、あまり過剰な期待を子供にかけてしまうと、子供はそれに応えようとするべく無理をして容易にパンクしてしまう、そんな危うさを持っているのが中学受験だなと感じます。

 そして昨今は受験対策と称して様々な選択肢(塾、個別指導、通信教育、家庭教師、、、)があります。これがまた受験勉強を過熱させてしまっていると思います。

 

 もちろん、そのそれぞれを否定するつもりは全くありません。親の選択の問題だと思います。足し算で解決すると思って、どんどん子供に負担をかけてしまったりしてないでしょうか。もちろんそれで解決することもあるかと思いますが、そうでないことの方が多いようには思います。あくまで私の感想ですけど。むしろ多すぎる宿題を適切に削除してあげるとか、引き算をする事のほうが大事な気がします。

 

中学受験は子供のため、子供のものでなくてはならない。当たり前のことで、ほとんどの親御様もそう考えていると思いますが、何故か気がついたら子供の負担をどんどん強めてしまう。子を想うあまりに子供を苦しめてしまってたりしないようにしてほしいと思っています。実際我が家ももう少ししたら最愛の娘を壊してしまっていたかもしれません。

 

橘先生も言ってましたが、本来

10歳そこそこの子供が毎日塾に行ったり、机に向かって勉強してるだけで偉い

というのはホントだと思います。

 

私なんてその時のことを思い返せば 

(以下自粛)

 

あまり過剰な期待はせずに、負担をかけずに笑顔で我が子の成長を見届けられたらいい中学受験になるんじゃないかなと、思っています。

 

綺麗事かもしれません。まあ、勉強しない子供にイライラしてしまうとは思います。でもきっと大多数の子供はそんなものじゃないでしょうか?そのうちに自分で考えて動き出すのではないかと思います。

 

ちなみに我が家はすでに勉強しろとは娘、とくに長女にはもう2年ちょっと言っていません。

・・・ええ、全く勉強してません(涙)。

 

なるようになるはずと思って見守っています。きっと明日は勉強するはずです(来週から中間だし)!