シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

夏休み、開き直る③

妹ちゃんがコロナに感染し、夏期講習の大半が受講できないことが確定しました。

 

正直なところかなり焦りました。受験生にとって夏休みは基礎を固め直す最後のチャンスと言われていますし、そのための大切な夏期講習の半分が受講できないということに対して途方にくれてしまうところがありました。

 

まあそんなことをぼやいてもしょうがありません。前回書いたとおり、妻と勉強の方針を抜本的に見直す良い機会であると考えました。

 

妹ちゃんは発症日、その翌日は熱がありとても勉強ができる体調ではありませんでした。

とにかくゆっくり寝かせて、回復に専念しました。

3日目、もう一日休ませたほうがいいかなと思っていましたが、だいぶ元気になった妹ちゃんは

 

自ら基礎トレをはじめました

 

それをみた妻が妹ちゃんと相談して、少しずつ勉強を再開していきました。

 

とにかく休講の分の欠席教材の消化に努めていくことにしましたが、マイページから見られる解説動画、非常に役立ちました。生徒さんのレベルに応じてやったほうがいい問題などが分けられていたので、やることに迷いはありませんでした。

 

これを見ながら算数・理科・社会についてテキストをこなして解説動画をみて・・・という感じでとにかく授業受けられない分の取り返しに専念しました。

 

便利だったのはわからないところは繰り返し動画を見られること、また不要と判断したら動画をskipして進めていけることで、効率的にテキストを進められたかと思います。それ以外の時間は有名中を進めていきました。休んでいる間、大体7-8時間位は勉強していたと思います。

 

この期間、印象的だったのは

 

妹ちゃんが自分から進んで机に向かって勉強していた

 

ことです。

いつもなら塾に行く前はめんどくさいだの行きたくないだのグチグチ言っていたのですが、この期間は特別不満を言うことなく自分から机に向かい、親に次は何をすればいいかを自主的に聞いてきました。

 

多分自分なりに危機感を感じたのではないかと思っています。いつまで塾には行けないということは本人にも伝えており、夏期講習が半分受講できないということは分かっていたので、自分なりにどうにかしないといけないと思ってくれたのでしょう。

 

また、正解かどうかはわかりませんが、家族で話し合って勉強することを取捨選択したことは良かったと思っています。

 

社会の知識は定着していませんし、理科の計算問題も苦手ですし、算数なんて・・・という状況で唯一偏差値が高い国語を

 

勉強している余裕はありません

 

という私達の本音をそのまま実行できました。

 

これが結果としてどうなるのかはよくわかりませんが、なんとか偏差値を落とさないで行ければ・・・と願っています。

 

そして隔離期間を無事に過ごすことができました。

 

この間妹ちゃんの世話をしながら自分は感染することなく、家事もこなしてくれた妻には尊敬の念しかありません。

 

そして、夏期講習に無事復帰しました。

とりあえず安心したのは

復帰直後のデイリーチェックの点数が悪くなかったことと、10日間引きこもって体力が低下した妹ちゃんが無事に校舎の階段を登りきって教室までたどり着けたことです。

よかったよかった。

 

そしてお盆休みへと突入していきます。