シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

御三家を目指さなかった理由

 

志望校を検討する時に

我が家は御三家を目指していない

 

ということを書いていました。これは正直な気持ちです。

 

ですが、

 

ホントは目指したい(目指してほしい)んです

 

という気持ちもありました。やっぱり頑張って努力している以上、上位を目指したい、目指してほしいみたいな気持ちは私にでもありましたので・・・。

 

ただ、自分の子供を見ていると、御三家などの超難関校にはうちの子は行かないほうがいいだろうなとも思いました。

 

私はその御三家の学校の出身です。成績は中くらいでした。

 

高校時代、成績が良かった生徒はガリ勉ではなかったです。むしろ平均点くらいの生徒のほうがガリガリ勉強をしていた(私も含めて)印象です。そうでないと落ちぶれてしまうからでしょうか。

本当に頭のいい奴は自然な形で勉強をして、自然に東大などの難関大学に進学していく。御三家の生徒たちの真の姿はこんな感じなんだろうなと私には思えました。私は残念ですがそういった生徒ではありませんでした。

学校自体はものすごく楽しかったですけどね。

 

簡単に言えば「地頭がいい」ってことなんだと思います。もちろん御三家に入るくらいだからみんな地頭はある程度いいんでしょうが、その次元が違うんだろうなと感じていました。

 

必死の努力をして、無理して偏差値の高い学校に入ったとしても、その学校の先生がさらに頭を良くしてくれる授業をしてくれるわけでもありませんし、その学校の授業が学力が上がるものすごく良い授業だというわけでも有りません。はっきり言えば

 

頭の良い子が勝手に集まって勝手に勉強して勝手に進学していく

 

というのが実際だと思います(今はどうか知りません)。決してその学校の授業を否定しているわけではありません。特に文系科目の授業はものすごく深くて面白かったです。ただ、受験には関係ないのですが。

 

ということで、そんな環境に私の娘が(万が一)通ったとしても

 

自己肯定感の低い生徒になる

 

だろうなと思っています。

 

まあそもそも成績が届いてないのでどうしようもありませんが、

 

それが私が御三家を希望しなかった理由、ということにしておきます。

(そもそも娘の口から御三家の名前聞いたことないです)

ちなみに女子の御三家についてこれが当てはまるかは知らないです。

 

それよりは先生がしっかりと学習面のフォローもしてくれる、俗に言う「面倒見のいい学校」のほうが我が家には合ってるだろうと思っています。

 

実際長女の通ってる学校は、本当に素晴らしい学校だと思います。先生も生徒も伸び伸びと、それぞれが自分らしく学生生活を過ごしているように見えます。次女の学校もまだ通学して1ヶ月ちょっとですが、とにかく楽しそうに過ごしています。

 

学力や偏差値で学校を決めるのは良くないのは当たり前ですが、

あまり無理せず、背伸びせず自分なりの努力で見合った学校に行くことは、少なくとも学業面において歪な負担を子供にかける可能性が少なくなると思いますので、是非とも過剰な負担はかけないでほしいなと思います。

 

でもひっそりと

私東大に行く!

と言い出す娘に期待したい気持ちもあるのですが・・・(笑)