シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

ピアノ

注)3月に書いた記事です

 

我が家は都内の狭小マンションです。

4月から子供にそれぞれしっかりした部屋を与えるため、リフォームしました。

 

その際、検討しなくてはならない問題がありました。

 

ピアノです。

 

我が家のリビングには立派なアップライトピアノが鎮座しています。

 

リフォームに伴い、リビングが狭くなってしまう関係でどうしてもピアノを置く場所を確保することが困難になりました。

 

私はピアノは弾けません。

 

もしもピアノが弾けたなら

 

なんて思ったこともありません。(すみません)

 

ただ、このピアノ

妻が子供の時に買ってもらったピアノなんです。

子供二人もピアノのレッスンは受けていましたが、中学受験で中断した影響があるでしょう。

 

どちらも今となってはピアノに興味を示しません。

 

そして、あるあるなのかもしれませんが、リビングにあるピアノは

 

色々な物が積まれる物置みたいな状況になってしまいました。

 

私もここ最近

 

誰かがピアノを弾いているのを見た記憶がありません

 

そうなると、合理的に考えればリフォームする際にピアノを処分しないといけないということになります。

 

もともと妻の実家にあったものですから、そこに返却できればいいのですが、もう妻の実家にも返すことが難しいみたいで、そうなると売却するか寄付するかくらいしか選択肢がないように思えます。

 

、、、言うのは簡単なんですが、妻にとって子供のときから一緒に時間を過ごしてきたピアノ、思い入れはありすぎるくらいあるだろうと思うと簡単にその処遇について決定することはできません。

 

妻の気持ちを思うとできる限りピアノを残してあげたい。たとえ誰も弾かないとしても。ただ、自宅の状況を考えると家族のQOLがかなり低下してしまう。

 

そうして出た結論は

 

とりあえず保管会社に預けましょう

 

でした。

1年程度預かってもらい、その間に家族の誰かがやっぱりピアノを弾きたいと思うのならなんとかスペースを確保してそこに戻す。誰もやりたいと思わないのならば

 

そのまま売却できる

 

というサービスを見つけましたので、まずはそこに預けて経過を見るということにしました。

 

先日ピアノが引き取られました。

 

私は典型的な理系で合理的な人間です。

ですが、そんな私でも

子供の時から一緒にいたピアノから離れる妻の気持ち

は想像出来ないわけではありません。

 

どういう答えが出るか、1年後を待つことにします。