シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

1月30日

2日前。

昨日SAPIXに行ったのが良かったか、次女は早く寝て、今日も7時に起きてきた。

相変わらず不機嫌そうに朝食を食べ、小学生新聞を読み、ツムツムを始める。

 

結局、次女は早朝勉強をすることは一日たりともなかった。

私達も提案した記憶がない。

不機嫌になるのが目に見えていたし、家族全員早起きが苦手な我が家としては無理にやらせることも出来なかった。別にそれでいいと今は開き直っている。

 

今日と明日、私は仕事があるので、私は日中そちらに集中していればいいが、休みをとっている妻は直前の緊張と、ずっと次女と自宅に一緒にいなくてはならないことからなかなか落ち着かない時間を過ごしたかもしれない。

 

夕食は子どもたちの好きなカレーライスだった。明日も好きなものを食べてもらう予定だそうだ。一番好きなものは手巻き寿司なのだが、生物だし、受験後の楽しみにとっておく。

 

夕食後、SAPIXから配信されていた応援動画を次女に見せた。

反応は今一つであったが、何か心に響くものがあればいいなと思う。

明日は担当の先生から直接電話があるらしい。

 

次女からSAPIXの詳しい話はあまり聞いたことがない。本当にクラスがあちこち昇降する生徒だったから、いつも同じ先生ということもなく、そのためか特別に好きな先生やお世話になったと感じている先生もいないそうだ。質問教室に行くことも一度もなかった。

 

SAPIXの中ではごく普通の成績だったし、朝勉もせず、読書やYOUTUBEをしてばかりで、理想の受験生とは程遠かったと思う。親もそこまで一生懸命子供のために伴走してきたとはお世辞にも言えない。当初から御三家などは考えたこともなかったし、一度も見学にすら行かなかった。

 

SAPIX生らしくない受験生、家族だったかもしれない。

 

それでも我が家なりに頑張ってきた。

笑顔は比較的多めな中学受験家族だったとは思っている。

 

無事に2月1日を迎えることができそうだ。受験する学校も、御三家とか超難関校というわけにはいかないが、当初は受験できるとは思えなかった学校を、記念受験でなく、真剣に狙える立場として受験することができる。それだけでも次女は本当によく頑張ったと思いたい。

 

21時30分コアプラスをやっていた次女にもう寝ようと声をかける。

勉強中にそんな声かけをしたのは初めてかもしれなかった。そんな受験生だった。

 

2月1日まであと2日