シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

9月からのSAPIX受験生活 ① 〜自宅学習〜

夏休みは中学受験の天王山

 

よく聞く言葉です。

ちなみに、

天王山・・・「勝負や運命の分かれ目」という意味です。

私は昨年の経験から

 

夏休み以降ずっと中学受験の天王山

だと思っています。むしろ9月以降のほうがキツイです。

1月以降は吹っ切れますし、コンディション維持のために少し勉強量も減らしたので親子とも少し楽に感じました。

 

 

皆さんの参考になるかは自信ないですが、9月以降の経験をいろんな視点から記録し直そうと思います。

我が家はαや御三家とは縁がない家庭ですから、そのあたりご了承ください。

 

今回は

 

〜自宅学習について〜

 

夏休みは学校の宿題こそあれ(昨年は夏休みが短かったのでほとんどありませんでした)、ほぼ全ての時間を受験勉強と塾の授業に注ぐことができます。ですが、9月からは学校が始まります。もちろん学校生活が子どもたちの本分であり、それを疎かにしていいはずがないですし、今までは自由に使えた日曜もSS特訓が始まることもあり、

自宅で学習できる時間は激減します。

それに加えて、宿題はSS特訓が入る分増えますし、過去問もやらなくてはならない。それなのに自宅の時間は激減しますから、

どう考えても宿題を全てやることは出来ません

我が家の自宅での勉強時間はだいたい

月・水・金曜日→16時〜18時 19時〜21時 22時〜23時

でだいたい5時間弱(途中休憩あり)

火・木→22時から23時の1時間

土→21時〜23時の2時間 学校がなければ8時から12時の4時間が追加

日→21時から23時の2時間 SS特訓がない(模試など)時は+5時間位

だったでしょうか。これが我が家では限界に近い(8時間睡眠を確保するために)と感じました。もっと頑張るご家庭もあるとは思いますが。よくお姉ちゃん頑張りました。

 

この中で土曜日の4時間はだいたい過去問に費やされます。そして火木の1時間は我が家の場合は日々のルーティン(漢字・基礎トレ・コアプラス・デイリーステップ)でほぼ費やされていました(土日も似たようなもの)ので、平日の3日間で宿題を仕上げるような感じになりました。

 

もう土曜特訓の宿題は割り切ってやらない方向でもいいかと思います。我が家も当初は頑張ってやろうとしましたが、どうしてもやりきれないので途中で土特の国語算数は断念しました。説明会でも土特の優先順位は低く指示されると思います。

中には土曜は通塾せず自宅勉強していたなんて人もいました。

 

あとはあまり勉強時間だけにとらわれないということも大切かと思います。私の考えですが子供って

体力は少ないけど回復力は大きい

 

です。無理に長時間勉強させて、それが吸収できるお子さんもいるとは思いますが、大体は吸収しきれず、削られた睡眠時間で回復もできずに翌日もフラフラで起きて学校へ・・・では悪循環であり、あまり勉強の成果は望めないと思います。勇気が必要ですが、思い切ってある時間で子供を寝かせてしまうのもいいのでは?と今は考えています。やはり少なくとも8時間、欲を言えば9時間は眠らせたほうがいいと思います。でも現実は8時間位の睡眠になってしまうでしょうか。6-7時間の睡眠時間はやめたほうがいいのでは・・・と思います。

 

 ちなみに、模試の日の午後と祝日はほんとに貴重な時間です。ただ、この時間全て勉強に充てるよりは自由時間としてリフレッシュを図るのもオススメです。我が家も何回か半日程度の自由時間を作りました。丸一日の休みはやめた方がいいです。リズムが狂います。

 

 長文になりましたが、ダラダラと長時間やるのではなく、しっかり時間を区切ってできる範囲の復習をしっかりとやらせる。この方が多分長期的に到達する学力は高くなるだろうと今は思っていますので、妹ちゃんの就寝時間はお姉ちゃんのときよりも早くしようかと思います。