シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

入試問題やってみた 〜女子学院〜

夏期講習も終わり、いよいよ受験生の皆さんは過去問に取り掛かり始める時期になりました。

 

そこで、大変な受験生の気持ちを少しでも体験してみようと思い、いろんな中学校の実際の入試問題を本番形式で親が解いたらどうなるかやってみようと思いました。

 

制限時間をしっかり測ります(ハンデはあげません)。理科社会は勝てる気がしないので算数一点勝負です。

特別ルールとして、

方程式は使って良い 

ということにしました。だって私高校受験組ですし・・・。やっぱり負けたくないですし・・・。

むしろ私がハンデもらってますね。

 

そんな受験生の親が挑む中学入試、記念すべき第一弾ですが

 

2021年女子学院 算数

 

 

 

にしました。志望校にも書いてしまったので、ものは試しに、ということで。

 

www.hitotsubashi.net

40分のスピード勝負ということ、頑張ってみましょう。

 

(試験開始)→・・・・→終了

疲れる・・・_| ̄|○

 

「問題自体は難しくはない。40分でいかにテンポよく問題を解けるかがポイントです」

みたいな評判だったので、サクサク解けるかと思ったのですが、

 

最初の計算から難しいんですけど

 

あと、XYを使いまくりです。反則技を使いまくる悪役レスラーみたいな気分です。

 

結果ですが

 

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配点がわからないので、点数は出せませんが、おそらく8割は超えてるでしょうか?

たぶん合格点は取れてる(と思いたい)ので良かったです。大人の悪知恵たくさんつかってますけど。

以下感想です。あくまでただのおっさんの感想なので参考にはしないでくださいね。

 

大問1

(1)さっきも書きましたが、最初の計算問題からちょっとつまづきました。出た答えもスッキリしないので、何回も検算。これだけで3分くらい使ってしまいました。

(3)ウはケアレスミスですねぇ。娘を怒れません。問題自体は難しくはないと思います。

(4)(5)は方程式が大活躍です。小学生はこれを文字式使わないで解くんですね。すごいです。ただ、(5)はしっかりと状況を理解して考えなくてはならない、いい問題だなと思いました(方程式使ったおっさんが何を偉そうに)。

(6)は全く分かりませんでした。考えるだけ時間のムダと思って、さっさと飛ばしました。これも基本問題なんですか?後でじっくり考えようと思ったけどその時間はまったくとれませんでした。

 

大問2 (あ)が(い)より大きいとき、という条件を読み違える子が多そうです。多分こういうところをしっかり間違えない子が成績のいい子なのかなと思います。普段こういう問題って(あ)の方が小さい数という感覚がありますので。問題自体は基本です。

 

大問3 すいません、方程式使いました。ニュートン算としては基本に近い方だと思います。女子学院の受験生なら簡単なんじゃないでしょうか?

 

大問4 (2)①ができるかできないかで大きな差がつきそうです。これができれば(2)②は簡単ですから。なのに②のみ間違えてる自分を殴りたいです(計算ミス)。

多分(2)①が出来た子と出来なかった子では7~8点くらい(2問分)の差がついたと思います。

(2)①も難しくはないと思います。

 

大問5 最初立体図形の問題か、やだなと思いましたが、推理と論証の問題でした。大人なら簡単だと思います。状況を分けてこの場合は・・・と考えていけばいいので。ただこれを小6の子供がやることがすごいなと思います。大人ですねぇ。

 

大問6 これも方程式を使いました。往復ごとに10秒休むというのを算数でどう考えればいいのか全く分かりません。多分御三家をめざす子なら(3)までは難なくできるのではないかと思います。

 全部やって40分ギリギリ、答えを見直す時間はとれませんでした。

 

感想としては、

これを解く小学生ってすごい

の一言です。そして、

過去問をやるとき、この一教科だけでも相当疲れる

ということも実感しました。本番は4教科に午後入試もあると思うと・・・。

 

そして、ケアレスミスは誰でもあるんだ、ということを改めて実感(なんか偉そうですね)しました。娘たち、ごめんよ。

 

一回やるとかなり疲弊してしまいますが、楽しかったのでまたどこかやってみようかなと思います!