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我が家の中学受験は2月4日をもって終了しました。
受験校は2月1日〜3日の午前中のみ、3校受験しました。
当日は私は仕事であったため、ママが娘の送り迎えを全て担当したので、詳しいことは分かりません。ただママも淡々と(女優になって)笑顔で娘を送り出し、迎えた時は試験のことなど聞きたかったでしょうがそれを我慢して一緒に帰ってきたのだと思います。私は当時、自分の娘が初めて迎える受験に対して、子供以上に緊張して仕事もあまり集中できずに、「ちゃんとやれてるだろうか。ひっかけ問題などにひっかからないように・・・。」など祈りながら過ごしていたのを覚えています。
その日の受験が終わってもメールで「どうだった?」などは聞きませんでした。聞いてもどうにもならないでしょうし、返事がどうであったとしてそれが合格結果に影響するものでもないでしょうし。家に帰っても「どうだった?」とは聞かず、とにかくお姉ちゃんの労をねぎらうようにしました。
2月4日の合格発表を持って、我が家の受験は終了となりましたが、結果としては
第2希望 → 合格
第1希望 → 不合格
第0希望 → 不合格
第3希望 → 未受験
でした。
私としてはお姉ちゃんが自分なりに今まで生きてきた中で一番努力して、当日も自分の力を出し切って、その上での結果でしょうから結果に対しては特別残念であるとか、そういった感情は湧きませんでした。むしろ第2希望の学校に進学が決まって、本当に良かった(個人的には第2希望の方が雰囲気とか校風が娘にあってるようにも思っていたので。あくまで第一希望は娘の意志を貫きました)と思っていたのですが・・・
第一希望の不合格を知ったときの娘の顔とその後数時間
はおそらく一生忘れることはない。とママは言っていました。私は自宅に帰って夜にお姉ちゃんとあったので、その時には少し落ち着きを取り戻していたようですが、不合格を知った時の泣き出した娘の顔は強烈に印象に残っているようです。
初めて一つの目標にここまで取り組んできて、その結果が不合格だったとき、おそらく自分を全力で否定されたような感覚を受けたのではないか、と思います。はたから見れば中学受験の結果で人生が決まるわけ無いのは明らかですし、親自身も娘の努力は分かってるし、むしろ讃えて上げたいくらいなのですが、娘が受けたショックが大きすぎて、ママもどうしていいか分からなかったと言っていました。
結局数時間ほど自分の部屋にこもって(おそらく泣いていたのでしょうか)、夜になってようやく少し落ち着きを取り戻して部屋から出てきた娘を必死で慰めたということです。
私も帰宅して夜、お姉ちゃんに
「結果は残念だったけど、今まで頑張ってきたということ、それだけでも今後の自分の人生の大きな糧になる。お姉ちゃんが頑張ってきた姿はパパもママも見てきてるから、お姉ちゃんの受験は十分成功だったと言えると思う。進む学校もとても素晴らしい学校でパパはそこに通うお姉ちゃんの姿が楽しみだ。まずはいままで色々我慢してきた分、思いっきり遊びなさい。」
みたいなことを伝えました。これがいいことだったのかは分かりません。
これでお姉ちゃんの中学受験は終わりました。2月5日からはお姉ちゃんはごく普通のそこら辺にいる、おしゃれとTikTokが好きな小学6年生に戻りました。
(鬼ごっこにあんなにハマるとは思いませんでしたけど)