私は算数・数学が得意でした(突然すみません)。
中学受験はしていませんが、高校受験の時は数学が模試の成績を引っ張ってくれていたように記憶しています。
数学が得意な者からの感覚なのですが、問題をみると大体
「あのパターンの問題だな。」とか、
「こう言うひっかけをしてきそうな問題だな。」とか言うのが何となく思い浮かんで問題を解き始めていきますし、見た事ない問題でもあれやこれやと手を動かして強引に解こうとしてました。少なくとも白紙の解答用紙を出すと言うことはありませんでした。
ですが、この考え方はうちの子供には伝わりませんでした。解き方なんかも教えてみるのですが、あまりに感覚的な話だったので、伝わりにくかったと思います。そもそもなんでそんな考え方に至るのかが分からない、という感じでしょう。
お姉ちゃんの受験勉強を経て思うのは
やっぱり中学受験は算数がほとんどかな
ただ、これは算数だけやればいいというわけではもちろんないです。
おそらくなんですが、算数ができる子は毎回同じくらい(多少の変動はあるとしても)できるんだと思います。そして算数ができない子は毎回できないように思います。
算数の成績は、その子の学力をそのまま素直に表すことが多い
と感覚的にですが感じています。だからこそ、算数1教科の受験を色んな学校がやっているんじゃないかなと思います(もちろん他にも色々理由や蓄積されたデータがあるのでしょう)。
でもそれは
算数だけをやっていれば中学受験は大丈夫と言う意味ではない
とも思います。
多分学力って勉強量に比例するものではない(残酷ですが)です。
ある程度までは相関するのでしょうが、そこからはプラトーに達する、そんな感じかなと思っています。黒木先生はあるところから急激に伸びると言ってますし、そうなのかもしれませんが、多分ほとんどの小学生はそこに到達する前に受験が終わると思います。大人になって算数の問題を見てなんとなくできるのはそう言うことではないかなと感じます。
実際妹ちゃんはかなり頑張っていますが、多少はまともになりましたが偏差値はなかなか上がりません(努力が足りないという指摘はなしで・・・)。
お姉ちゃんの中学受験は勉強量でいうと国語:算数:理科:社会が大体
1:5:2:2
正確ではないと思いますが、こんな感じだったと思います。もっと算数が多かったかもしれません。
お姉ちゃんの算数の偏差値は45〜50くらいを推移していました。やり方に改善の余地はあったでしょうが、算数の学習時間をもっと増やしてもあまり変わらなかっただろうなと思いますし、もう少し減らしても変わらなかったのでは、と思っています。むしろ算数の割合を増やしたら理科社会の成績が落ちて、4教科の総合点は下がってしまったのではないかと思います。
算数は大事なんでしょうが、おそらく努力を重ねてもその子が中学受験本番までに到達できる学力には限界がある、そんな気がします。なので、算数は大事なんでしょうが、それにこだわると失敗するので他の教科も満遍なく勉強することが大事だと思います。
・・・なんか書いてきて自分でも言いたいことがよく分からなくなりました。
要は
算数が大事だけど、それを追い求めて負担を増やしすぎると子供も潰れるし、効率も悪いのでバランスよくやっていこうね
ということです。私は教育の専門家でもない、ただの会社員パパですので、読んで腑に落ちないところがあっても勘弁してくださいm(_ _)m