二月の勝者、中学受験生の親御様ならかなりの割合で読まれていると思います。
そうすると親から見て好きな子供は誰か?
ということを考えがちだと思います。一度人気投票なんかしてみてほしいものですが
私が一番好きなキャラクターはジュリです。
以前本多さんが気になるということを書きましたが、一番キャラクターとして気に入ってるのは女子学院志望のジュリになります。
印象に残ってるシーンで、夏期講習のときにまるみと話しているところで
算数を解いているときが一番楽しい
と断言するシーンがあります。
私も120%賛成です。
娘の受験勉強を私なりにもみていますが、はっきり言って
社会、理科、国語は教える気がしませんし、テキストを見る気もしません。
今考えるとよくこれでお姉ちゃんの受験勉強のスケジュールとか立ててたなと思っています。
算数を解くときだけは私のアドレナリンは上がっています。だからこそ入試問題やってみたなんて記事もあげられます。私としては本当に楽しいです。
この、算数が楽しいっていう感覚はどうしたら身につくんでしょう?
小学生の時、親から特別なことをされた記憶はありません。ただ、親が言うには私は3歳位の頃から外でお友達と遊んだりする時も
車のナンバーとにらめっこしたり
していたそうです。記憶にはまったくないです。一歩間違えるとアブナイ子供ですが、どうやら幼いときから私には算数に取り組む素質が備わっていたようです。今でも車のナンバー見て10を作るゲームを一人でやったりしています。数独とかは好きじゃないですけど・・・。
算数や数学の問題も間違えたときにへこんだり、こんなんできなくて当たり前だよとか開き直るのではなくて
あー悔しい!!
なんて思ってしまうタイプでした。
ジュリのいう、算数を解くのはパズルを解いてるみたい、というのは大きくうなずけます。
算数だけは出題者との戦いみたいな気がしちゃうんですよね。考えて、計算して、答えを書いて、それが丸だったときの快感がたまりません。入試問題なんである程度は基礎を確認したりする問題も入れなくてはならないと思うんですが、多分難関校の先生方は問題を面白がって作っているところもあると思います。筑駒や麻布、開成なんてまさにそんな感じで、先生からの挑戦状みたいな感じを受けます。算数の問題だけはその学校との対決みたいと思っています。
・・少し話がそれてしまいました。どうすればこのような素質が身につくんでしょう?という話ですが、
そんなのわかれば苦労はない
んですけど、一つの考えとしては、計算を教えたりするときに
2+3=□
みたいな聞き方ではなくて
○(+、✕、ー、÷)△=6
みたいな聞き方をする、というのは一つの考えなんじゃないかなと思っています。多分俗に言う理系の人達の頭って、答えから逆算していろんなことを考えるのが好きな思考回路になってると思うので、その練習にはなるのかなぁと。
うちの娘様はふたりとも全くこのような思考回路にはなりませんでしたので(男女でも違うんでしょうか?)、残念ですが地道に算数・数学に取り組んでもらおうと思います・・・。