シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

成功って何だろう

中学受験もほぼ終盤戦と言って良い状況でしょうか。

 

受験終了した家庭、もう少し受験が続く家庭、色々かと思います。

 

先日も書いたのですが、中学受験は全員が第一志望に合格できると言うことはありません。

我が家も受かりませんでした。

よく言われていますが、7割は第一志望に受からない、それだけ失意の結果を味わう可能性が高いのが中学受験です。

 

それでは、7割のご家庭は中学受験失敗なんだろうか、と言えば、そんなことはないはずです。

さらに言えば

 

第一志望に受かった→ 必ずしも成功とは言えない

 

のではないかと思っています。

(受験が無事終わった皆様に水を差すような表現になってしまったかもしれず、恐縮です)

 

 

もし、学力・学歴がその人の成功を決めるとして(その前提が変だとは思いますが)

 

偏差値の高い学校に行けば、偏差値の高い生徒がたくさんいて、自分もそこにいるだけで偏差値が上がった気になるかもしれませんが、当然

 

そこでも自分が努力しないと学力は上がらない

 

わけです。刺激を受けやすかったり、指導内容がよりハイレベルだったりなどはあるでしょうけど、基本は自助努力です。私も自分の高校生活を振り返ってそう思います。別にその学校が生徒の学力を上げてくれる魔法を使ってくれるわけではありません。刺激的な仲間が多く、それに引っ張ってもらえたとは思いますが、やはり

 

最後は自分次第

 

です(だって私、高校最後の方はほとんど授業受けてませんから)。

 

なので、中学受験で到達した偏差値を重視するよりも、中学受験を通じて学ぶことの面白さを実感する、自主学習の習慣を確立させることができたと言う方が、中学受験成功と言えるのではないかと思っています。

 

あるいは中学受験を通じて

家族の絆が深まる、将来笑い話の種ができる

なんて言うことも成功と言えるのかもしれません。

おおたとしまさ先生の言う、中学受験の笑者と言うことでしょうか。

 

もちろん偏差値以外にも校風だとか、環境だとか、同じようなレベルの仲間だとか、そう言ったことも学校選びの要素ですから、学力だけで話を進めても意味はないのですが、受験勉強の本当の目的が偏差値を上げることではなくて、受験後の人間性の確立にあるようにできたら良い受験生活を送れるんだろうなと思いました。

 

・・・まあこんなこと娘たちに言っても

 

何言ってんだこのおっさん

 

聞く耳持ってくれなさそうですけど(涙)。昨日も風呂場で姉妹揃ってshoutしてました。

 

色々変なこと書いてすみません。あくまで1人のおっさんの考えだと言うことで、

ご容赦ください。