今日は仕事が長引いてしまったため、お迎えに行くことができなかった。
今週いっぱいで通塾は終了にしようと思っているので、お迎えに行くチャンスはあと2回と言うことになる。
昔は通塾のお迎えで塾の前に立ちすくんでいる自分の姿など想像もしていなかったし、1年以上お迎えを続けると言うことも考えもしていなかった。
ただ、なんとなくだがお迎えの時間は嫌いではなかった。昔からあまり子育てに対して熱心に取り組むことがなかった父親として、せめてできることということで行ける時は必ずお迎えに行った。ほんのわずかでも子供のために何か行動をしたということが少しだけ嬉しい。子育て全体の仕事量からするとほんの砂粒みたいなものだとは思うのだけど。
そう考えると、今まで家庭を支えてくれた妻には本当に頭が上がらない。
他にも、周りの親御さんを見て、何を考えてるのかと想像したり、豪華な車で迎えに来る家族を見ていつか自分もなんて野心を抱いたり、色々刺激ももらえる時間だった。
SAPIXから出てくる小学生を見てると、普段街で見かける小学生と全く変わらない。本当にこの子達から何人も何十人も超難関校に通うお子さんが出てくるのかと信じられない気持ちになる。日本の将来を背負って立つような人もいるかもしれない。そう考えるといい風景を見てるんだなと思う。でも大体の子供は無邪気に走って帰って行ったり、先生や友達とギャーギャー言いながら帰っている。基本子供はやっぱり同じなんだろうなと思う。
そんなことを色々考えながら娘が出てくるのを待っていた。
娘も将来日本を背負って立ったりしないだろうか、それはないだろうな。
余計な期待はしないでおくことにする。
2月1日まであと13日