受験が終わって、もうすぐ娘の小学校生活も終わろうとしています。
つい2ヶ月前は
娘の追い込みに何をやらせるか熟慮を重ねたり
偏差値表を睨みながら本当にこれで受験プランがいいか考えていたり
勝手に決めたブログ日記の締切に追われていたり
受験終了後の旅行先に思いを馳せてみたり
いろいろ受験関連のことで考えることが多くて、毎日が慌ただしく過ぎていたように覚えています。
今ではもう、遠い昔のようです。
私も子供の勉強のことにほぼ興味がなくなりました。
子どもたち二人はそれぞれ好きなことに没頭しています。
妻はジム通いを再開しました。卒業式のスーツが着られなくなったためだそうです。
(もう間に合わないでしょとはとても言えません)
本当に中学受験家族だったんだろうか
というくらいの変わりようです。唯一繋がりがあるとすればこのブログくらいでしょうか。
思い出づくりのためにブログとTwitterをはじめました。
予想外の副産物として、色んなご家庭の様々な中学受験に対しての考え方、価値観を目の当たりにすることができて、大変勉強になりました。
今、2024年中学受験を目指しているご家族のつぶやきやブログを拝読して、もちろん我が家とは比較にならないほど立派な考え方や、頭脳明晰なお子様もいるんだなと感心したりもするのですが、
今からそんなとばすと2月までもたないぜ
とも思ってしまったりします。黒木センセもそう言ってましたよね。
子供にとって、1年というのは本当に気が遠くなるほど先に思えるものです。
よほど勉強が好きだとか、明確な目標を持ったお子様でない限り、そんなはるか遠い先の目標に向かって今から頑張り続けるというのは難しいでしょう。
今から受験勉強に向けて全力で努力しだすと、子にとってはしんどいだろうなと思います。
しかし、私もそうでしたが親からすると目指している学校に偏差値が届いていない以上は努力を求めてしまいがちです。
努力すればするだけ偏差値が上がるものだ
と考えて、さらに
親が安心したいがために
早めに目標の偏差値に届かせようと子に無理をさせてしまうことがあるのではないでしょうか。
さらにまずいのは、その目標に到達できたとしても
もっともっと
と成績上昇を求めてしまう。子供にとっては負担が大きいと思います。
私もお姉ちゃんの時、そうでした。深く反省しています。
中学受験塾講師の知人に話を聞いたことがあります。私もたったn=2の経験しかないですが(さらに親があれときていますが)
この1年で偏差値なんてそんなに大きく変わらない
と思っておくくらいで丁度いい
というのがその先生の意見でしたし、私も実感しました。
この考えに賛否はあるかと思いますが、そこまで勉強ばかりやらせなくても、多分到達点は大きく変わらないですし、到達点が変わっても、長い人生影響なんて全く無いと思います。
むしろあれだけ努力して駄目だったなんて失敗経験を味わせるリスクを考えれば
ある程度自主性に任せて到達した進学先で頑張ってもらう
という考え方も自己肯定感が保てていいんじゃないかなと思います。
なかなか自分から勉強に取り組むお子様は少ないですし、親としてもイライラしてしまうとは思いますが、親はあくまで見守り、応援する立場でいた方が、心穏やかに過ごせるだろうと思います。少なくとも私は妹ちゃんの受験勉強のときはそうでした。
相変わらず纏まりのない文章になってしまいましたが、中学受験が終わった今、長女と次女の受験勉強を振り返ってこう思いました。
まだ先は長いですし、気楽に!