結果が大切なのは
冬季オリンピックが始まりました。
昨日のジャンプ混合団体は思わず泣いてしまいました。
スーツの規定違反とか、専門的なことは私にはよくわかりませんけど、
他の選手の失格という偶然もありましたが、各人が集中を切らすことなく、やるべきことをやって、2本目に進めたこと、
高梨選手が歯を食いしばって2本目を飛んだこと、
伊藤選手、佐藤選手も諦めずに2本とも好記録をだしたこと、
小林選手の出した106mという超特大ジャンプ、その後のガッツポーズ
その経過の全てが私にとっては感動でした。高梨選手も泣き崩れながらも最後まで仲間の勇姿を見守っていて、その心境は私なんかには推し測れませんが、全員が全員物凄いことをやってのけたなと思いました。
もちろん選手にとっては結果が大切だということは言うまでもないと思います。
ただ、私にとっては(皆さんにとってもであって欲しいです)、表現が適切かはわかりませんが、
感動を、ありがとう!
と言う気持ちです。
全員が最高のジャンプを飛んでメダルを獲得するのも素晴らしいと思います。ですが、不本意な結果に終わろうとしてもなお諦めず、素晴らしい感動を国民に与えてくれた。
それだけで選手の方々には感謝の念しかないなと、少なくともただの一国民の私は感じてしまいます。ぜひとも胸を張って帰国していただきたいです。
少なくとも私はこの4選手の大ファンになりました。
・・・さて、打って変わって妹ちゃんは本日マンスリーテストです。
感動的なドラマはいらないから、結果を出して欲しい
そう願って止みません。
やっぱり我が子の受験とオリンピックは違いますね(当たり前だ)。
普通の小学生に
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昨年お姉ちゃんの中学受験が終わった時、私とママは
脱力感が強くて数日ぼ~っとするような感じの日々がありました。
おそらくお姉ちゃんの受験のことでいろいろ精神的にプレッシャーと言うようなものがあったのだと思います。それがなくなり、自分がどうしていいのかわからなくなったんだと思います。数日すればもとに戻りました。
一方で張本人のお姉ちゃんは
受験が終わった翌日からすぐ学校に行って、友達と遊びまくる日々
まさに私がそうであった小学校6年生のようになりました。
私なんて小学生の時は放課後夕方までみんなで野球をしたり、友達の家でファミコンをしたりしかしていません。
お姉ちゃんは、まるで、今まで受験勉強のために犠牲にしてきたものを少しでも取り戻そうとするかのように同級生と一緒に過ごしていました。
これを普通というのかはよく分かりませんが、最後の2ヶ月、お姉ちゃんは少しでも小学生としての思い出を作ろうとしたのかもしれません。ただでさえコロナで様々なイベントが中止になってしまった状況でもありましたし。
お姉ちゃんの姿をみて、
やっぱり(今の)中学受験は子供にいびつな負担を負わせてしまっている
と感じました。
一部の優秀なお子様は難なく乗り越えられるのだと思いますが、大多数のお子様は中学受験のために犠牲にするものが多いように感じています。
それでも子供は疑いなく(かどうかは知りませんが)、受験勉強に向き合う。ほんと中学受験生には
尊敬の念しかありません。
どうぞ、
中学受験が終わられたご家庭の皆様はしばらくお子様を
好きなようにしていただければ
なんて余計なことを考えてしまいます。
プロスポーツ選手だって年に何週間かはそのスポーツから離れます。
こんなに過酷な中学受験をやりきったのですから、お子様はかなり成長したはずです。
しばらくはお子様がやりたいようにやる、そんな時間が大切なんだろうなと思いました。
・・・我が家のお姉ちゃんはその間に
前髪の巻き方がうまくなるのに最大限の情熱を注ぐ
ということもありましたけど・・・。
受験生の皆様、本当にお疲れさまでした。
(まだ受験が残っているご家庭の方、申し訳ありません)
成功って何だろう
中学受験もほぼ終盤戦と言って良い状況でしょうか。
受験終了した家庭、もう少し受験が続く家庭、色々かと思います。
先日も書いたのですが、中学受験は全員が第一志望に合格できると言うことはありません。
我が家も受かりませんでした。
よく言われていますが、7割は第一志望に受からない、それだけ失意の結果を味わう可能性が高いのが中学受験です。
それでは、7割のご家庭は中学受験失敗なんだろうか、と言えば、そんなことはないはずです。
さらに言えば
第一志望に受かった→ 必ずしも成功とは言えない
のではないかと思っています。
(受験が無事終わった皆様に水を差すような表現になってしまったかもしれず、恐縮です)
もし、学力・学歴がその人の成功を決めるとして(その前提が変だとは思いますが)
偏差値の高い学校に行けば、偏差値の高い生徒がたくさんいて、自分もそこにいるだけで偏差値が上がった気になるかもしれませんが、当然
そこでも自分が努力しないと学力は上がらない
わけです。刺激を受けやすかったり、指導内容がよりハイレベルだったりなどはあるでしょうけど、基本は自助努力です。私も自分の高校生活を振り返ってそう思います。別にその学校が生徒の学力を上げてくれる魔法を使ってくれるわけではありません。刺激的な仲間が多く、それに引っ張ってもらえたとは思いますが、やはり
最後は自分次第
です(だって私、高校最後の方はほとんど授業受けてませんから)。
なので、中学受験で到達した偏差値を重視するよりも、中学受験を通じて学ぶことの面白さを実感する、自主学習の習慣を確立させることができたと言う方が、中学受験成功と言えるのではないかと思っています。
あるいは中学受験を通じて
家族の絆が深まる、将来笑い話の種ができる
なんて言うことも成功と言えるのかもしれません。
おおたとしまさ先生の言う、中学受験の笑者と言うことでしょうか。
もちろん偏差値以外にも校風だとか、環境だとか、同じようなレベルの仲間だとか、そう言ったことも学校選びの要素ですから、学力だけで話を進めても意味はないのですが、受験勉強の本当の目的が偏差値を上げることではなくて、受験後の人間性の確立にあるようにできたら良い受験生活を送れるんだろうなと思いました。
・・・まあこんなこと娘たちに言っても
何言ってんだこのおっさん
と聞く耳持ってくれなさそうですけど(涙)。昨日も風呂場で姉妹揃ってshoutしてました。
色々変なこと書いてすみません。あくまで1人のおっさんの考えだと言うことで、
ご容赦ください。
中学受験1年後と1年前
昨日、受験本番を迎えました。
当然ですが、我が家の雰囲気は変わりません。
今我が家には受験が終わって1年後の女の子と受験の1年前になった女の子がいます。
・・・どちらも今のところ楽しそうです。
1年後の女の子は現在入試のため休校期間となっており、のんびりしているようですが、自宅学習もまあそれなりには(課題が多いようです)しています。この1年、本当に外見が成長して、大人になってきたなと思っています。おしゃれに非常に敏感になってきました。男には分からない世界です。前髪とかよく分からない・・・
まあまだ精神的に幼いところはありますが。
勉強の面では、先日数学と英語のテキストを見ましたが、
もうこんなことやってるの?
とびっくりしてしまいました。そんなに勉強をガリガリやらせる印象はない学校だったのですが・・・。
と言うことは他の進学校はもっと激しいのかしら
などど余計な心配をしてしまいます。
中学受験が終わって1年後、どの子もかなり成長すると思います。外見的にも精神的にも。その成長の早さについ親が子離れするタイミングを失ってしまいそうですが、中学受験をしていると、
ここから先はもう私は何も言わない
と言うちょうどいい区切りができる感じがしています。実際私はもうお姉ちゃんに学校のことや勉強のことで何も言っていません。ただ娘の話をうんうんと聞いているだけです。
一方で受験の1年前になった女の子の方はまだ受験のことなど意識することはなく、淡々と日々の学習をこなしています。とりあえず2月8日のテストを目標として、コツコツと復習している日々です。そして相変わらずの読書量です。図書館の本を根こそぎ借りて読んでいる感じがします。活字に対する拒否反応がないからか、SAPIXのテキストを読むのにもあまり抵抗がないようです。
今のところ妹ちゃんは勉強が楽しいとは言ってくれています。この調子であまり受験のプレッシャーを感じさせることなく、淡々と勉強を継続して
気が付けば1月31日でした
みたいな感じになるといいななんて妄想しています。
まあそんな風になるわけがないんですが・・・。ただこれからもあまり追い込むことはしないようにしようねとママとは話しました。
お姉ちゃんが私の時と違うとか何か言ってきたら・・・。
土下座して詫びようかななんて思ってます(笑)。
2月2日も終わりました。あと少しです。受験生の皆さん頑張ってください!
沈丁花
一昨日の授業にて妹ちゃんの五年生のカリキュラムは全て終了しました。
しばらくの休みを挟んで、6年生のカリキュラムに入りますが、いきなりテストですのでこの休みの合間は試験対策が中心になるのかなぁと思っています。本当は苦手分野の復習などをするべきなんだとは思いますが・・・。
受験生の皆さんは明後日から都内の入試が始まります。我が家は関係ないのですが、皆様のブログを拝読させていただき、自分のことのように考えてしまい、なぜか私も緊張してきてしまっています。
9月から今まで、ほぼ5ヶ月の間お子様は休みなく受験勉強に打ち込んできたと思います。本当にすごいことをやってのけたと思います。
親御様もお子様と共に受験勉強に向かい合うだけでも大変なことなのに、ある程度対策などはできてきたとはいえ、昨年よりもかなり数が増えてきた新型コロナウイルスへの対応にも苦慮されることになり、色々と気苦労が大きかったことだろうと思います。それもあと少しで終わります。皆様が笑顔で受験に向かわれることを願っております。
中学受験が入学者の選抜を目的としている以上、すべてのお子様が最も望んだ結果を得られるということはありません(突然申し訳ありません)。
お子様が望んでいなかった結果になった時、その結果に大きな価値を与えて、お子様を讃えてあげることができるのは親御様だけだと思いますし、大成功に終わったとしても、それで全てハッピーエンドではないと言うことを教えるのも親御様の仕事かと思います。昨年私はお姉ちゃんの受験を通じてそう実感しました。
そして当たり前ですが、受験勉強の結果で人生が決まるというわけではありません。
そもそも中学受験していないお子様のほうが多数派です。素晴らしい成功だったとしても悔しい結果だったとしても、大切なのは「その後」です。
負けないことが本当の強さではないと、選ぶ道より選んだ勇気が大切ではないかと、そう子供に言ってあげられるような「あなた」でありたいと私は思っています。
お子様もきっと心のどこかで「ありがとう。」と思っているはずです。あと少し、皆様の受験が無事に終わり、各ご家庭それぞれの素敵な沈丁花が咲くことを願っています。
中学受験生の勉強時間
来年6年生になる皆様はどれくらい自宅学習をしているでしょうか?
適当にヤフーで検索してみましたが、5年生は休日は4−5時間勉強するのが理想的みたいに書いてあります。
先日のSAPIXの保護者会の動画でもだいたい同じくらいの勉強時間が望ましいみたいなことをおっしゃっていました。
このまえママに妹ちゃんの勉強時間を聞いてみましたが
妹ちゃんも実はそのくらいやっているようです。たぶん4時間位でしょうか。たまに遊びに行ったりイベントがあったりすると勉強時間は減りますが、大体午前1時間 午後(夜も含めて)3時間くらいは勉強しているみたいです。
・・・簡単に言いますけど、
自分が小学生の時はこんなに勉強できなかったですよ。
中学受験してないというのはありますが、当時は野球やっていたのもあったし、土日に勉強するという習慣なんて私にはなかったように記憶しています。机に向かっていたとして、それは自主的な学習というよりは宿題のためだったでしょう。
休みの日に特別スポーツもせず自宅でYOUTUBE見たりゲームをやってたりするくらいなら勉強している方が有意義だと思いますが、やっぱり中学受験をするっていうのは大変なんだなぁと考えさせられてしまいました。
来月から妹ちゃんは受験学年になります。とはいえ最初からガッチリ勉強では1年間持たないと思いますし、一つ習い事をしていて大切なイベントが3月にあるので、それまではそちらにも注力してほしいと思っています。
それらが終わって、第6波が落ち着いていたら、今年の夏はどこにも行けないでしょうから、春休み辺りに短い期間でも家族旅行に行きたいなと思っています。
なので最初の2−3ヶ月は他のお子様よりも勉強時間の確保が難しい状況になると思っています。
幸い妹ちゃんは自分で勉強する習慣がついてきています。ある時間の中でやれることを一緒に考えて、時間ではなく、内容を決めて勉強を進めてもらいたいなと思います。
・・・第6波が早く落ち着きますように。
あと10日 親の気持ち
受験学年の皆様はついにあと10日で東京都の私立中学受験が始まります。2週間後にはかなり多くの方が受験に決着がついているでしょうか。
いままで長い時間をかけてお子様と二人三脚(三人四脚)で走ってきたこの受験勉強の道のりも終わります。
私自身は妹ちゃんの本番は来年なので、あまり感慨に浸るものはありませんが、昨年の今頃は後少しで受験が終わるという安堵の気持ちと、正直なところ
これでお姉ちゃんと一緒に何かに向かって頑張ることはなくなる
という、喪失感というか、寂しさを感じていたことを覚えています。
まあ終わって欲しい気持ちが大きかったですが、少しだけ
このままお姉ちゃんと頑張り続けてたいな
という気持ちがありました。お姉ちゃんからしたらふざけんな、でしょうけど。
私は人間ができていないので、親というものがどういうものかということを子供ができてからも強く実感することが正直ありませんでした。
もちろん我が子は可愛かったですが、あまり親として子供に向き合ったりとか、そういうことが殆どなかったように思います。可愛がったりとか、色んな所に遊びに連れて行ったりとかそういうことはしましたが、子供の躾とか、教育とか、そういったことにはほとんど関与せずでいました。
それがお姉ちゃんが6年生になり、突然成績が低迷したのをきっかけにお姉ちゃんの受験勉強の監督をすることとなって、それからの1年間は本当にお姉ちゃんと同じ目標に対して頑張ってきました。当時はなんというか
俺、親やってるな〜
という気持ちでした。(嫁、本当にすまん)
中学受験を通じて自分が親であるということを実感することができて(遅すぎです)、
少しは家族らしいこと、思い出と言ったら変でしょうが、できたかと思い、それも中学受験をしてよかったと思う理由の一つになっています。
中学受験はそれぞれの家庭が一つとなって目標に向かうものです。
2週間後にはそれぞれのご家庭のドラマが完結していると思います。
皆様それぞれのドラマがハッピーエンドで終わることを祈っています。
・・・ちなみに我が家のドラマは終わって一年ほどしましたが、現在
風呂場で私の知らない歌をshoutしている長女にため息をつく父
こんなエピローグになっています・・・。なんでその明るさを人前でださないんだろ?
(私に似て人見知りです)
頑張ってください!!