シアワセな家族のカタチ

2021年、2023年に娘二人の中学受験を経験したアラフィフパパです。日々の思い出や考えを記録していきます。

GENKIフェスタに行ってきた

 

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先日報告したとおり、無事に当選しましたので張り切って行ってきました。

 

昔行った時は人混みがすごすぎて通路もまともに通れないくらいだったような記憶がある(誇張されてるかもしれません)のですが、当日は人数制限があったためか、人混みがあるところもありました(有名どころの中学校の説明ブース)が、概ねストレスなく見て回ることができました。ただ、私は本当にいろんな学校の先生方を見て回るだけで、どこにも質問したりすることは有りませんでした。

 

唯一質問したい学校はあったのですが、すごい行列だったため断念しました。

 

質問は10分までで、ブースごとに先生が二人いて、行列が何人いて・・混んできたら臨時ブースが作られて・・・

 

ニュートン算やらされてませんか

 

という気持ちになってしまったのはナイショです。

 

やっぱり、中学受験を検討している親御さんなら知っているような学校は質問待ちの行列ができていました。

 

お姉ちゃんの通ってる学校もしっかりとブースがありました。

質問待ちの行列が(少しでしたが)あるのを見て少し嬉しかったです。

 

そして、各校のブースの前に置かれているパンフレットを片っ端から頂いていき、1時間ほどしたところで帰宅の途につきました。

 

こういうイベント、親からするといろんな学校の先生と同時にお話したり、資料を効率的に集めることができたりするのでありがたいのですが、子供からすると多分微妙ですよね。

 

やっぱり本物の学校を見たり、そこの生徒さんを見たり、話を聞いたりするのが一番子供には良いだろうなと思います。いっそのこと、各ブースに生徒さんが来てくれればいいのになんて思っちゃいました(生徒さんからしたら嫌ですよね)。

 

おかげさまで自分がいいなと思っていた学校のパンフレットをコンプリートできました。昨夜は一人でこのパンフレットを眺めて妹ちゃんがこの学校に行ったら・・・などと余計な想像をして過ごす、有意義な?日曜日でした。

 

 

 

 

粘って頑張る

本日は復習テストの日です。

 

これを書いている今(16時)、皆様は国語をやっている辺りでしょうか。普段の力が出せることを願っています。

我が家の妹ちゃんも受けていますが、おそらく今回のテストはあまりいい成績ではないかなと思っています。

 

妹ちゃんは今までずっと続けていた習い事があります。それの集大成とも言えるイベントが近くにあり、練習がたいへん忙しかったので、最近勉強量はあまり確保できませんでした。なのでおそらく範囲が決まってる今回のテストはちょっと難しいかなと思っています。むしろ、試験を受けたというだけで大したものだと思っています。

 

この忙しい中でも最低限のことはやっており、ほとんど休む暇もなく頑張っている姿を見て偉いなぁと感心していました(愚痴もそれなりに言ってますが)。

 

くろっきーが言っていた

粘って頑張った経験のある子は受験でも強いですよ

 

という言葉は個人的にもその通りだなと思っています。さらにいえば受験だけでなく、

「粘って頑張った経験」そのものが今後の人生の糧になる

 

と思っています。

 

まさに妹ちゃんは今、粘って頑張って習い事に受験勉強に取り組んでいます。今月いっぱいで習い事は一段落になりますが、今の頑張りがそのまま4月以降の受験勉強に活かされればいいなと思います。

 

・・・算数、どこまで粘れたかなぁ。

 

皆様もお疲れさまでした。明日から春期講習、頑張りましょう。私は明日のGENKIフェスタのイメージトレーニングをこれからがんばります。

 

GENKIフェスタ

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お姉ちゃんが小4だった時にこういった類のイベントに家族で参加したことがありました。

 

あまりの人数の多さにぐったりして帰ってきました。

 

各校のブースで質問ができたのですが、そもそも質問するほど事前準備をしていなかったことと、元来の人見知りスキルが発動したため(いい加減社会人としてどうかと思う)

 

これはという学校の資料をかき集めて帰宅

 

した思い出があります。

 

そして今回、このイベントで資料を集めて妹ちゃんに見せようと思ったのですが、参加するために抽選が必要なんですね。先月末くらいに申し込みました。

 

せめて新6年生は優先的に入場させてくれればいいのに・・・とは思ったのですが、仕方ありません。

 

・出席人数を一人にして(どうせ質問しません)

セミナーの類はすべて希望せず

・時間は遅い時間でも良いです

 

みたいにすればスキマに入れてもらえるかなと思って応募したら・・・

 

無事当選しました

 

結果を見る時、なぜか受験の合格発表を見るときの気持ちになってしまったのが納得いきませんが、参加できてよかったです。

 

当日までに資料がほしい学校のリストをしっかりと作って、資料を集めまくろうと思います。

会場で一人資料集めに勤しんでいる小太りのおっさんがいても優しい目で見守ってあげてください。

 

 

このイベントですが、私の思い出に

全く知らなかった学校でも興味を惹かれる学校が出てくる

ということがありました。

 

もう名前も忘れてしまったのですが、絵をかくことを重点的にやっていますみたいな学校があって、うちのお姉ちゃんが興味津々に見ていたことを覚えています。

 

そんな意外な出会いや気づきもあるので、資料を集めることが第一目的ですけど、ちょっといろんな学校も見てみたいなと思います。

 

 

SAPIXの偏差値と首都圏模試の偏差値

 

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志望校が決まらない妹ちゃんですが、どんな学校がいいのかなぁと時々SAPIXの偏差値表を見ています。

当たり前の話なんですが上から偏差値順に学校が並んでいます。

 

となれば、子供だって上に書かれてる学校のほうが良い学校なんじゃないかと考えてしまうのは無理のない話だと思います。

 

SAPIXの偏差値表を見ると、偏差値50から上の学校はあまり多くないです。私も始めてみた時、あの学校の偏差値がこれくらいなんだとびっくりしてしまった記憶があります。

 

ここからは私の考えなんですが、多分この偏差値表をみて一番しんどいのって

 

偏差値50前後のお子様たちじゃないかな

 

って思うんです。

 

親からすると経験からして、偏差値50から成績を上げるのは頑張れば何とかなると考えると思いますし、偏差値50から少し上がれば、

 

御三家やら色々すごい学校が目指せるじゃない

 

って思ってしまいます。でもやってみると実はそれがものすごく難しいと気づきます。かと言って目標を切り替えるのもなんだか憚られる、そんな気持ちになる親御さんって多いんじゃないでしょうか?

 

 

お子様からしても偏差値50前後にある学校って、表で見ると真ん中くらいにあるものだから、本当は「すごい学校」なのに憧れにくい感じになるかもしれません。

 

偏差値で学校を決めるのはよくない、って言ってもねぇ・・・、です。

 

SAPIXの偏差値50から上の学校って本当に数える程度です。ということは偏差値50以上の人たちって受験生全体からするとほんの一握りの集団となり、その中でさらに上に行こうというのは至難の業なんだと分かります。

 

より実感していただくためには首都圏模試の偏差値表をご覧になることをオススメします。

 

2つの偏差値表を比較すると、

SAPIXの偏差値50の学校って、

首都圏模試だと偏差値70弱です

SAPIXの表に載ってる学校、ほとんどが首都圏模試の表ではかなり上の学校です。

 

首都圏模試は優秀な人は受けないとか、安直に考えてはいけないということは百も承知ですが、ここで言いたいのは

 

SAPIXの偏差値で見ると士気が下がるかもしれませんが、別の視点で見ればお子様は十分すごいことをやってます

 

と感じることができるということです。また、SAPIXの表では本当に限られた学校しか載っていませんが、首都圏模試の表を見ると、こんなに受験できる学校があるんだと世界が広がったような感じを受けます。

 

SAPIXの生徒さんは本当に優秀なお子様の集まりだと思います。そして、その世界は思いの外狭いです。だからこそ、成績がなかなか伸びないのは当たり前ですし、維持できているだけでも本当によくやってるんだと思います。

 

男子でマラソンを3時間以内に走る人が上位3%くらいです。そんなハイレベルな中でSAPIXボリュームゾーンの受験生はライバルを抜こうと努力をしているわけです。

 

すごい世界で努力してるんだと、子どもたちを尊敬しながら応援し続けようと思います。

 

 

 

 

 

 

SAPIXを楽しくしたい

 

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先日自分の高校受験を思い出して記事を書きましたが、思い出したことの中に

 

塾が楽しかったな

 

というのがありました。

 

中3の9月以降、その思いは強くなっていきました。

それまでは部活もあったので塾に間に合わなかったり、休まざるをえない(≒サボり)時などもあったのですが、9月以降は自分のお尻に火がついたこともあって塾に入り浸っていたこと、またそこで他の中学校の友達が何人もできたことが大きかったと思います。こういう言い方はよくないかもしれませんが、学校ではやはり受験のことを話しにくい状況だったので、同じような学校を目指す仲間とくだらない話をする時間がとても楽しかったです。運よくみんながみんないい感じにバカだった(ちょっとブログでは言えない)のも幸運でした。

 

先生も学校の先生とは違ってフレンドリーに色んなことを話してくれるので、塾に行けばまたみんなに会えるということが受験勉強のモチベーションになっていました。なので、勉強ばかりしていましたが、あまりしんどいとか辛いとかは思うことがなかったように思います。

 

 

話は変わって妹ちゃんですが、先日お迎えに行った帰り道に

 

友達ができた

 

と話してくれました。ただ、何回かお話をしたくらいのようですが、その時の妹ちゃんの顔が

すごく楽しそうだった

のが印象的でした。ちなみにその子の名前も、住んでるところも知らないそうです。

 

多分受験勉強そのものが楽しいと思える人はごく少数でしょう。

やっぱり楽しさがないと続かないだろうなと思います。それには

(適度な距離を保った)友達

の存在って大きいと思うんですよね。まるみにとってのジュリみたいな。

 

何人かそういうお友達ができて、塾に行くことが楽しいと思えるようになれば、もう少し勉強に身が入るのかなぁなんて思ってしまいます。

 

SAPIXはあまりそういうことは必要としないという考えのようで、休み時間も全くないので、なかなか友達作るのは難しいでしょうが・・・。GS特訓の弁当の時間とか、期待です(まだ黙食でしょうけど)。

 

新しくできたお友達をきっかけに友達の輪が広がって、SAPIXがより楽しい環境になるといいなぁなんて思っています。

 

・・・ただ、

 

おそらく来月からコースが分かれてしまうでしょう(涙)

 

是非ともそのお友達には上のコースで頑張っていただきたいです(名前も顔も知りませんが)。

組分けテストの結果

日曜日のテストの結果がアップされていました。

 

6年生になると結果が出るのも早いですね。

 

今回は出来が悪かったことは分かっていたので、時間になってもあまり見る気はしませんでした。

 

先程結果を見ましたが、

 

まさに3歩進んで3歩下がった感じでした。いや、3.2歩くらいかもしれません。前回が良すぎたというのもあるでしょうか。

 

折れ線グラフにするとなかなかの勾配を見せてくれそうです(怖くてできません)。

 

算数について思ったのですが

 

皆さんよくお出来になるんですね

 

平均点がかなり高くてびっくりしてしまいました。偏差値50切るだろうなとは思っていましたが、40台前半だったので、思わず二度見してしまいました。

問題はあまり詳しく見てはいませんが、やっぱりみなさましっかり勉強されているんだろうなと感じました。

 

特別この成績を見て何かを変えたりとかはしないつもりです。そもそも私権限ないですし。

 

本人が結果を見て、感じるように行動してくれればそれでいいかなと考えるようになっています。まあまだ3月だからということもあるのでしょうけど。

 

そしてお姉ちゃんの時は慌てていた夫婦も現状は意外とケロっとしているように思います。

 

今からバタバタしてたら2月までもたないよ

 

なんて気持ちもあるのかもしれません。勉強してない訳ではないですから、このまま妹ちゃんのペースを(もうしばらくは)見守り、私は一生懸命応援しようと思います。

 

・・・でもやっぱり算数は悔しいなあ(笑)

受験を自分ごとにさせたいけど

昨日書いたことを考えながら書いています。

 

中学受験をする子供に向けて

受験勉強を自分ごとにさせることが大切だ

 

とは考えていますし、よく言われます。

 

でもそれってすごく難しいよね

 

ということも妹ちゃんとお姉ちゃんの様子を見てると強く感じます。

我が子でも、やっぱり人を変えるということは難しい。というか無理です。わたしには。

待つのが大事だとも言われますが、なかなか、、、。ついつい口出ししてしまいます。

 

そういえば自分の受験はどうだったんだろうかと思い返してみました。

 

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私は高校受験組ですが、もともと第一志望は附属校でした。

理由は単純で

「大学受験しなくていいから」

です。あとモテそうでしたし。

通塾当初はあまり深く考えずに通塾していました。附属校、その先の大学がどういうものなのかなんて全くわかっていませんでした。ただ、

 

ここに行っておけば間違いないんだろうなぁ

と漠然と思っていました。

 

一方、塾で最上位のクラスにいたこともあり、海斗くんのように

 

てっぺんを目指してみたい

 

というような思いもあったので、3教科に絞らず(高校受験は私立に絞るなら英数国の3教科のみでokです)理科社会も勉強を続けていました。中3で3教科に絞るか5教科を続けるか、私立高校受験を経験した方なら分かると思いますが、大きな選択です。

 

分岐点は中3の夏休み明けでした。部活も終わり、勉強への切り替えが上手く行かずに夏期講習もあまり気が入らず。夏休み明けの模試で過去最低の偏差値を叩き出してしまいました。もともとの志望校にも届かないくらいの偏差値でした。

 

初めてお尻に火がついたことを覚えています。「このままではまずい。」と。

塾の先生も色々私に働きかけてくれて、そこからは猛勉強しました。その結果成績はもとの状況まで戻りました。

 

この時に受験が「わたくしごとになった」のでしょうか?私は違うと思っています。

この時はただ、

成績が落ちてまずいから勉強頑張ろう

と思っただけです。それで十分なのかもしれませんが。

 

結果として受験校は全て合格することができました。

 

そして、どの学校に進むかを選ぶのですが、私は今まで志望していた附属校ではなく進学校を選びました。正直言ってその学校のことを詳しく知らなかった(今考えると信じられません)のですが、

 

ここに行ったほうが将来自分の選択肢はもっと広くなる

 

と考えて、初めて自分の意志で進む進路を選びました。両親にもそう伝えて、頑張れと言われたことを覚えています。

 

この時が

「受験が自分ごとになった瞬間」

だと今は思います。

 

・・・ということは、

受験が終わってから受験が自分ごとになったんですね

 

中学生でもこんな感じです。

 

あまり理想を求めすぎることなく、子どもたちの気持ちを汲み取りながら受験勉強に向き合いたいと思います。

 

そして思い返しながら自分は

 

子供の学校見学は目を血走らせて申し込むくせに

自分の進む高校には受験当日に初めて行った

 

そんな人間だったことに気づきました。

(ちなみにもともと志望していた附属校も見学に行ったことはありません)

 

・・・まあそんなもんですよね。

子供にとって受験なんてそれくらいのものであったほうがいいかもしれません(笑)。

見学はしておいた方がいいと断言しますが。あくまで私は高校受験組です。

あまり気張らず行きます。

 

そして改めて感じますが、私の両親の口出しのなさ、それは正しかったのかもしれません。本当に何も言われませんでした。ただめんどくさかっただけかもしれないですが。

見習いたいと思います。